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 プロデビュー後、女子格闘技界で今最も勢いのあるのが“大型新人”杉山しずか。2009年8月23日(日)東京・品川ステラボールで開催されたシュート ボクシング協会「SHOOTBOXING GIRLS TOURNAMENT『Girls S-cup2009』」でも勝利し、連勝記録を“5”に伸ばすなど、現在驀進中!! 主戦場とするジュエルスの会場ではプロマイド写真がバカ売れするなど 人気もある。見た目とは違う、独特なキャラを持つ彼女の魅力に迫ってみた。

■格闘技をはじめたきっかけとは!?

―― 一番はじめにやられた格闘技は空手だったんですか?

「そうですね。禅道会の空手を一番初めにやり始めました」

――なぜ禅道会だったんですか?

「家の近くに道場があったんです。そして知り合いがやっていて、遅くまで練習してたんです。前から武道をやろうとも思っていて、やるなら空手か柔道だなと。柔道は大学で出来そうだったので、18歳から空手をやり始めたんです」

――どうして武道をやりたくなったのでしょう?

「体育の先生になりたかったんです。今まで球技をやっていたんですけど、将来的に必要かなと思って武道を始めました。以前から興味もありましたし」

――球技は何をやっていたんですか?

「バレーボールです。都大会でベスト16まで入りましたね。大学では柔道をやって、空手は禅道会で学ぶようになりました」

――めちゃめちゃ多忙ですね。

「そうですね。武道をやることで色々と初めて知ることが多かったです」

――柔道や空手というと、男性がやるイメージが強いのですが、両親の反応はどうでしたか?

「そんなに干渉してなかったですね。でも周りの友達は『何で格闘技? 痛そう』と声をかけてくれて、心配してました。アザとかできるじゃないですか」

――ご兄弟はいますか?

「兄がいます」

――それでは、両親はお兄さんと接するように杉山選手を育ててきたという感じだったのでしょうか?

「私は女子高を卒業したんですけど、普通の女の子のように育てられたんだと思います」

――実際に禅道会に入られてどうでしたか?

「空手だと思って始めたら総合系の空手で、私のイメージしていた空手とは違いました」

――戸惑いはありませんでした?

「最初に男の人の力にビックリしたんですけど、将来的には技術を取得しなければならないという目標が自分の中で大きかったので、そんなに練習が嫌だという思いはなかったです」

――なぜプロになろうと思われたんですか?

「やり始めていくと負けもあったりして、『もうちょっとこうしたい』という向上心がどんどん芽生えてきました。それを克服していったら全国大会に出るようにもなって、プロになる機会をいただいたので、『じゃあプロでやってみよう』と思ったんです」

――「なぜ私がプロに?」という迷いはなかったですか?

「ありました。でも、私の周りには結構プロの選手がいたので、頑張ろうという気持ちになりましたね」

――杉山選手は大型新人として、デビューから注目を集めていますが、周りの反響はどうですか?

「反響は特にないです。でも、そうやって注目してもらえているから、頑張らないといけない気持ちを高める材料になっています」

――会場ではプロマイド写真の売れ行きが断トツだと聞きましたよ。

「それはよくわからないですけど(苦笑)、光栄です」

――両親は杉山選手の人気をご存知なんですか?

「あんまり知らないんですよ」

――試合を観に来られないんですか?

「何となく私のやってることを知ってると思うんですけど…… ・・・

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