アマチュアシュートボクシングで3度優勝、アウトサイダー第4回大会ではMVPを獲得するなど、実力は折り紙つきの“リアル神代ユウ”佐野哲也。8月9日(日)東京・ディファ有明にて開催されたリングス『THE OUTSIDER 第7戦』の第12試合では、試合前のドクターチェックでストップがかかり不戦敗に……。ブーイングが飛飛び交い、落ち込む彼を助けたのは仲間からの思いもよらぬ一言だった。
■出場動機は試合が見たいから。でも大会当日は……
「アウトサイダーのことを友人から聞いて自分も凄く興味を持ったんです。それで観に行こうとしたらチケットがソールドアウトだったんです。ちょうど試合がしたい時期だったので、自分が出場すればアウトサイダーの試合が観られると思って応募しました」
――えっ、そういう単純な動機で出場したんですか!? そんな選手は初めてですね(笑)。実際に試合に出られたときは他の選手の試合をじっくり見ているんですか?
「それがですね……アップの時間とか入場の準備とかでほとんど観られないんですよ(笑)。それは誤算でしたね」
――実際、佐野選手は元々ワルだったんですか?
「僕は全くそういうのはないですね」
――自分の人生で『一番これは悪かったな』という出来事はありますか?
「いや~ ・・・
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