5月30日(日)東京・JCBホールで開催されるサステイン『The Way of SHOOTO 03~Like a Tiger,Like a Dragon』で、リオン武(シューティングジム横浜)の保持する修斗世界ライト級王座に挑む“最強のチャレンジャー”世界ライト級1位・日沖発(ALIVE)。昨年はSRC参戦に専念し、修斗出場は2008年11月29日の佐藤ルミナ戦以来となる。これまで修斗のタイトルに縁がなかった男が、この試合に懸ける想いはどんなものなのか?(2010年5月25日UP)
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■あまり運命的なものはそこまで感じません
ーー今回はチャンピオンであるリオン武選手の方から逆指名という形で、日沖選手が挑戦者になったわけですが、逆指名を受けたご感想は?
「最近は相手の方から“闘いたい”と言われることが多いので、そういう流れなのかなって感じています」
ーー日沖選手にとって今までリオン選手はどんな存在でしたか?
「同じ階級のチャンピオンという存在です。いつかやることになるかもしれないな、とは思っていました」
ーータイトルに挑戦したいとの意思を持っていたわけではなく、漠然といつかはやるだろう、くらいの意識だったんですか?
「はい、そうです。タイミングがあるというか、マッチメイクはめぐり合わせもあると思うので」
ーーでも、修斗での最終目標は世界タイトルに置いているわけですよね?
「ひとつの形としてはそうですね。でも、修斗の世界タイトルマッチは年に1回くらいしかないですから、やはりめぐり合わせというものがあると思います。必ずしも自分が希望すればタイトルマッチが出来るわけではないですから。そういう時期が来て、周りがそういう流れになればベルトが付いてくるものだと思っています」
ーーあまり自分からは何が何でも世界タイトルマッチをやりたい、というわけではなかったんですか?
「自分が一番だと証明できればいいとは思っていました」
ーーリオン選手とはアマ修斗で対戦経験があるそうですね。
「昔やっています。どんな感じでしたかね……上を取られた覚えはあります。テイクダウンされたのかな? たしか僕が勝ったはずですけれど」
ーーあれ? それくらいの記憶しかないんですか。
「何となくは覚えているんですけれど、もうだいぶ前の話なので(笑)。感覚的なものは残っていないですね」
ーーその後のリオン選手を見て、どう思っていましたか?
「アマ修斗の延長としては見ていません。プロで活躍しているのを見て、強い選手だなと思ったことはあります」
ーー特に何が強いと思っていますか?
「負けないように上手く闘うことと、勝つための勝ちどころを知っていることです」
ーー公開練習では「今やるべき相手はリオン選手かなと思っていました」と言われていましたが、一番興味のある相手ですか?
「現時点では。やはりチャンピオンですしね」
ーーこの試合に強い思い入れはありませんか? それとも他の試合と変わらない?
「そうですね(笑)。あまり運命的なものはそこまで感じません」 ・・・
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