6月20日(日)東京・ディファ有明にて開催されるリングス『THE OUTSIDER 第12戦』の70-75トーナメントマッチに出場する “元・南関東RSC連合 小田急ルート総長”山田史博。アウトサイダー出場選手の中でも一番アウトローな生き方を自負する男が今考えていること。そして、意外すぎる今後の夢とは。普段聞けないような抗争の内容まで訊いた。(2010年6月10日UP)
■これまでに地域の方に迷惑をかけてきたので、地域貢献を目指す
――山田選手は格闘技団体CARAS(カラス)の代表ということですが、どういう団体になりますか?
「もともと自分は南関東CRS連合という暴走族の人間でした。そこを引退して、CACHEE ERO(カチエロ)というギャング集団を作ったんです。それも解散して、今はその残りの仲間が集まってCARASを作りました。CARASのAを抜かすとCRSになります。頭文字のCはCACHEE EROのCでもあります。自分が今まで属していたところの文字を使ってCARASという団体を作りました。今CARASにいる人間はCRSかCACHEE EROのどちらかに属してた人間です」
――メンバーは何人いるんですか?
「選手は7人、選手を目指している人間が20人ですね」
――その方々は、みんなストリートファイトで腕を鍛えているんですか?
「そうですよ。誰もちゃんとした格闘技ジムには行ってません。みんな普段から色々と研究し、集まったときにスパーリングや実戦で試したりしてます」
――それでは、今こうしている間もあちらこちらで喧嘩している可能性も……。
「そうですね。俺らは飲めばいつも喧嘩です。ここらへんは変なやつらが多いんですよ」
――実戦には困らないですね。練習するときは、道場を借りているんですか?
「市民体育館を借りています。6月下旬にある一回目のCARASの興行が終わったら、道場を作る予定もあります」
――道場も作ってしまう!? それは一般会員も募集するんですか?
「そうですけど、別にお金を取ろうとは思っていません。子供にはもちろんタダで教えます。自分はこれまでに地域の方に迷惑をかけてきたので、地域貢献を目指そうと思っています」
――道場で教えることで不良を更生させるという意味もあるんですね。
「最近一番思うことがあって ・・・
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