8月29日(日)東京・グランドプリンスホテル赤坂のクリスタルパレスで開催される女子の立ち技格闘技世界最強決定トーナメント『SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT Girls S-cup2010』のトーナメント一回戦でクリスティーナ・ジャルジエビック(オーストラリア)と対戦する高橋藍(シーザー)。トーナメント出場メン バーの中で唯一キャリアが浅いものの、大一番に抜擢された理由はどこにあるのか。ノンストップで繰り出され、KOに結びつくパンチを持つ彼女の強さの秘密 に迫る。(2010年8月23日UP)
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■シーザージムで男子選手と激しいスパー!石川剛司はキレることも…
――正午から始まって今は15時です。休みが一切なく、めちゃくちゃハードな練習をされてますね。
「いや、まだまだです。今日は軽めの内容で、きついときの80%ぐらいですよ。他にダッシュしたり、ウェイトトレーニングやったり、打ち込みもあります。気が付くと3時間終わっています。全部間髪入れずにやってますよ」
――緒形健一選手とのマススパーリングでは、激しい内容でした。
「実は緒形さんと手を合わせるのは初めてなんですよ。いつもは他の男子選手とやっているのですが、今日は特別にやっていただきました。緒形さんを改めて目の前で見ると大きかったので、気合入れて頑張りました。まるでぬりかべみたいでした」
――スパー途中、緒形選手の前蹴りがおもっきり高橋選手の腹部に入ってましたね。
「そうですね。でも加減をして下さってるので。アマチュアの 男子選手とはもっとバチバチですよ。鼻血、青タン、何でもありですから。アバラを折ったこともあります。実をいえば、練習の方が試合よりもケガは多いです ね。どこのジムでもそうでしょうが、うちのジムにも女子選手がいないので男子選手とやることが多く、少しでも気を抜くと、蹴りとかモロにもらうんです」
――石川剛司選手はキレルこともあるそうですね。
「あの方はスイッチがあるんですよ。こっちも必死にやるんですけど、必死にやればやるほどスイッチをどんどん押してしまうんです。パンチをもらって弱気な顔を見せると ・・・
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