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 6月24日(金)東京・後楽園ホールで開催さ れるDEEP事務局『FIGHT FOR JAPAN 10th Anniversary DEEP 54 IMPACT』で岩瀬茂俊(T-BLOOD)と対戦する長南亮(Team M.A.D)。昨年は2度のKO負けも含め、2勝2敗と思うような成績が残せず、持ち前のアグレッシブな試合もなりを潜めていた。約半年ぶりのリングに上 がる長南にその心境を聞いた。(2011年6月16日up)

PROFILE
長南亮(ちょうなん・りょう)

1976年10月8日、山形県出身
第3代DEEPミドル級王者。空手をベースにU-FILE CAMPで総合格闘家としてのキャリアをスタート。DEEPやPRIDE武士道で活躍し、現UFCミドル級王者のアンデウソン・シウバにも一本勝ちを収めている。
2005年秋からアメリカのチーム・クエストでの練習を開始し、2007年~2009年までUFCを主戦場に戦う。同年8月のDEEP後楽園大会で日本に 活動の拠点を移し、2010年3月のDREAMではアンドリュース・ナカハラを下した。
身長175cm、試合体重76kg
第3代DEEPミドル級王者、戦績:29戦18勝11敗
Team M.A.D.所属

■半年ぶりの試合に向けて心境に変化「今の俺には…」

ーー約半年ぶりの試合で、試合用の追い込んだ練習をしている時期だとは思いますが、体の動きやキレはいかがですか?

「あとはもう本番次第ですね。試合がない間も遊んでたわけじゃないし、やるべきことはやってきましたから。自分の場合はキャリアもあるから、試合までに上手く持っていけると思います」

ーー試合間隔が空いたことについてはどう感じていますか?

「3月に震災があってプロ野球の開幕も遅れて、この業界以外にも色々なところに影響が出たじゃないですか。自分みたいな立場の人間は他にもいるし、だからそれは仕方がないことだと思います」

ーー今年は後輩の白井祐矢選手や青木真也選手のセコンドとして海外の大会に帯同することが多かったですよね。

「少し話は変わりますけど、白井とポール・デイリーの試合は最初に自分にオファーが来てたんですね。でも 年末の試合から時間もなかったし、俺の場合はPRIDEがあってそこで強豪外国人選手と試合が出来たけど、今はそういう機会も少ないじゃないですか。それ で白井にもチャンスをあげたいという意味で、白井とデイリーの試合を組んでもらいました。

 ありがたいことに自分には海外からの幾つかオファーが来ていて、自分がそれを受けられなくても、試合が出来る後輩がいるというのは、いい流れになってい るのかなと思います。それが自分の試合が決まって、この1、2カ月で自分のことを優先して、自分のための練習が出来るようになっています」

ーー試合に向けた調整を続けて、どういった手応えを感じていますか?

「今の俺の状態では ・・・

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