8月26日(金)東京・後楽園ホールで開催さ れる『DEEP 55 IMPACT』のフェザー級タイトルマッチで王者・松本晃市郎(今田道場)と対戦する長倉。学生時代にはラグビーで活躍し、プロデビューから8連続KO勝 利というインパクトを残すものの、左足のアキレス腱断裂という大怪我で長期欠場を余儀なくされた。待望の復帰戦を迎えた長倉に試合への意気込み、そしてタ イトルマッチについて聞いた。(2011年8月25日UP)
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■長期欠場の不安をどう克服したのか?
ーータイトルマッチを目前に控えて、心境的に普段の試合と違う部分はありますか?
「自分にとって大きなチャンスだということを意識していますし、いつもと変わりなくやれているかと言われたら、それは嘘になります。やっぱり気負っている部分もありますね」
ーー怪我からの復帰戦がタイトルマッチになって、周りの反応はいかがでしたか?
「練習仲間たちは祝福してくれているし、応援してくれていますけど、同じ階級のファイターはあまりよく思っていないんじゃないですかね」
ーーなるほど。公開練習でもそうでしたが、今の状況を客観的に見ている感じですか?
「そうですね。もともと性格的にこうなんですよ。練習では気合いを入れてやっていますけど、日常ではこんな感じです」
ーー左足のアキレス腱断裂という怪我からの復帰ですが、治療にはどのくらいの期間を要したのですか?
「手術をしたのが去年の10月で、年明けの1月くらいから歩けるようになって、走ったり運動が出来るようになったのが4月です。僕自身は10月頃に復帰戦を考えていたので、回復は早かったと思います」
ーーやはり動き始めた当初は負傷箇所に不安はありましたか?
「さすがに不安はありました。でも焦らないように、ゆっくりと練習量を増やして動きを戻しましたね。練習を再開してそんなに辛い感覚もなかったし、すぐに動きの感覚は戻ったと思います」
ーーそれでも復帰までに1年近くかかって、当然、精神的な焦りもありましたよね?
「はい。でも ・・・
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