1月28日(土)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 86』で2001年全国種別テコンドー選手権大会優勝のハ・ウンピョを迎え撃つ森田。漫画家になる夢をかなえるため引退することを何度か口にしてきたが、昨年9月のK-1MAX以来4カ月ぶりに試合を行うことになった。再びリングに上がる理由とは?(2011年12月26日UP)
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■K-1はどうしても勝とうという気力が欠損していました
ーー今回の対戦相手はテコンドー大会のチャンピオンということですが、今まで戦ったことがないタイプですね。
「殺されないように気をつけます」
ーーいずれ描かれる予定の漫画のネタとしては、凄くいい題材なのでは?
「そうですね。僕自身の試合だけでなく、一緒に練習している仲間もいろんな試合をしているので、その話もネタになると思っているんです。今回の試合だけがネタではないので、まずは自分が生き残ることを考えます」
ーー相手の映像は見ましたか?
「映像はないんです。ですから、どんなタイプかも分かりません。怖いです」
ーーどういう試合にしたいですか?
「RISEの舞台ですから、RISEのチャンピオンが圧倒的にペースをつかむような展開にしたいです」
ーー昨年9月25日、『K-1 WORLD MAX 2011 -70kg Japan Tournament』でK-1初参戦を果たしました。トーナメントの準決勝で、優勝した名城裕司に敗れて初黒星を喫してしまいましたね。
「そんなに緊張することはなかったんですが、7月23日にRISEでタイトルマッチをさせていただた時に格闘技はもう辞めようと思っていたんですね。その試合に勝ってチャンピオンになったことでK-1からオファーをいただいたんですが、せっかくだから出ましょうみたいなノリで出てしまったんです。
今から思えば大変申し訳ないんですが、そういう理由で出てしまったため、どうしても勝とうという気力が欠損していました。試合に負けたことよりも、名城選手の方が最後まで勝とうという気迫があって、そこに負けたことが自分の中で凄く悔しいです」
ーーしかし、1回戦では前年の準優勝者である中島弘貴選手に勝つ金星をあげました。
「勝とうというよりも、とにかく生き残ろうと思っていました。生き残れば何とかなるかな、と。それだけです」
ーーチャンピオンになった直後に「これで引退して漫画家になる」と発言して周囲を驚かせ、K-1に出る前も「年内で引退」と言っていた森田選手ですが、今回再びリングに上がることにしたのはなぜですか?
「本当は昨年11月に開催されたRISEのTDCホール大会に出たかったんです。その試合を最後にしようと考えていたんですが、怪我で出られなくなってしまい、その振り替えのような形で今回の試合に出させていただくことになりました」
ーーと言うことは、これが最後の試合になってしまうんですか?
「そういう気持ちで試合に臨みたくないんです。ですから、試合前は口には出さないようにしています」
ーーRISEを最後のリングにすることは決めていたんですね。
「そうです。 ・・・
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