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 3月11日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR』のメインイベントで挑戦者ストラッサー起一と3度目の防衛戦を行う佐藤。昨年10月の石川英司戦ではドロー防衛に終わった佐藤だが、この5カ月の間に新たな練習にも着手し、自らの技術に磨きをかけてきたという。佐藤が防衛戦への意気込み、2012年の抱負を語った(取材日2012年3月8日)

PROFILE
佐藤豪則
(さとう・たけのり)
1985年6月8日、秋田県出身
身長177cm、体重85kg
2004年12月にDEEPフューチャーキングトーナメントで優勝
2005年2月12日、DEEPでプロデビュー
DEEP、DEMOLITTION、CAGE FORCE、パンクラスでキャリアを積む
2009年8月8日、ミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチで竹内出とドロー
2011年2月6日、URAKENにアームロックで一本勝ちし、ウェルター級キング・オブ・パンクラス獲得
大類宗次朗に判定勝利、石川英司と引き分けて、これまで2度の防衛に成功
総合戦績:26戦12勝8敗6分
Laughter7所属

■今回の試合に向けて出稽古、どんな手応えを感じているのか?

ーー試合が近づいてきましたが、仕上がりや体調はいかがですか?

「自分はあまり減量がきつくない方ですけど、しっかり体調を整えながら体重を落としています。あとは対戦相手をイメージしながら練習して、僕は動き続けて一本を取るタイプなので、ちゃんとその軸を持って練習してきました」

ーー前回の試合が10月だったので、試合間隔が約5カ月ほど空きましたが、この間に新しく取り組んだ練習はありますか?

「しっかり時間を取れたんで、しっかり体作りをやり直して、あとは出稽古に行くようにしました。北岡(悟)選手と練習してみたいなと思って北岡選手に連絡を取って、DEEPジム、ロータスパラエストラ世田谷、和術彗舟會HEARTSに行かせてもらいました」

ーー北岡選手と練習したいと思ったのは何がきっかけだったんですか?

「以前から会場で声をかけてもらったり、色々と気にかけてもらっていたんですね。共通の知り合いもいたので、その方を通じて交流させてもらうようになりました」

ーーこのタイミングで出稽古をしようと思ったのは理由があるんですか?

「MMA(総合格闘技)は変わっているもので、例えばうちのジムには相手を(ロープまで)押し込んで倒して殴るというスタイルの選手がいないんです。 ・・・

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