3月18日(日)東京・ディファ有明で開催されるMA日本キックボクシング連盟『BREAK-24 ~SAGITTARIUS~』(夜の部)のメインイベント、WMAF世界ウェルター級タイトルマッチでビッグベン(タイ)と対戦する一貴。豪腕パンチを持つ強豪相手に一貴はどう立ち向かうのか。(取材日:2012年3月15日)
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■過去には「過激」な一面も……一貴とは何者??
――試合が近づいてきましたが、現在のコンディションはいかがですか。
「今までと変わらず絶好調ですね。試合に向けては特別な意識はないですね」
――試合自体は昨年9月のファビオ・ピンカ戦以来となりますよね。
「そうですね。でも、練習はずっと続けていました。ファビオ戦で掴んだ課題も良くわかりましたから、今度の試合では違う自分を見せられると思います」
――課題というのは?
「結局自分のダメなところが見えたという感じです。前々から直そうとは思っていた部分があったんですけど、ようやく自分の中でもわかってきたところがあります。試合中、自分の性格上、冷静になれないのでどこでブレーキをかけるかが重要ですね。これからはプロらしい試合をするために頭を使いたいと思います」
――今までの試合を振り返ると、冷静ではない試合が多いですか?
「基本的に冷静じゃないですね。ファビオ戦もそうでしたけど、リング上で『来い来い』という感じだったので行ってやろうかなと思って、つい行ってしまう試合でした。そういう試合ばかりですよ」
――逆に冷静になれた試合はない?
「何試合かはありましたけど、あんまり行かないでいるとカウンターが当たってしまい、火がつく前に試合が終わったという感じでしたね。冷静に試合を運べない自分はまだ2流なんだと思います。今までは冒険のような試合をしてきたので、ファビオ戦でやられたようなことを自分がやり返すぐらいじゃないとダメですね」
――タイファイトという大きな舞台で試合をしたことは、ご自身にとっても大きな経験となりましたか?
「そうですね。外国人選手のえげつなさがあからさまにわかりましたね。あとはタイファイト日本代表として出て、結果負けてしまったんですけど、自分にとって凄く良い経験になりましたし、間違いなくプラスになりました」
――以前にMA日本キックボクシング連盟より送られてきたインタビュー記事によると、一貴選手は「かなり過激」と書かれていましたが、何か過激なエピソードをお持ちなんですか。 ・・・
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