3月18日(日)東京・ディファ有明で開催されるMA日本キックボクシング連盟『BREAK-24 ~SAGITTARIUS~』(夜の部)で宮元啓介と対戦するMA日本フェザー級王者・十二林稔(じゅうにばやし・みのる)。昨年の大震災で一度落ちた戦いへのモチベーションを取り戻し、二冠王になるまでを振り返る。(取材日:2012年3月15日)
PROFILE |
■3・11震災後、試合へのモチベーションは低下したが…
――試合が近づいてきましたけど、今はどういう心境ですか?
「リラックスしています。試合は昨年11月の阿修羅戦以来となりますが、これまでと変わらない練習を続けています」
――今回の対戦相手は1階級下のチャンピオン・宮元啓介選手となりました。対戦することを意識して見ていた選手でしょうか。
「階級が近いので意識して見ていました。宮元選手は足技が得意なイメージがありますが、全体的にバランスのいい選手だと思います」
――十二林選手は対戦相手の映像を見て研究するタイプですか?
「映像は見ますね。あとは自分の勘や周りのアドバイスを聞いて戦うようにしています」
――宮元選手は足技でのダウンやKOを量産している選手ですが、脅威に感じますか?
「特には思いません。周りは騒いでいますけど(笑)、問題のない相手だと思います」
――先日宮元選手にインタビューしたところ、十二林選手をKOすると言っていました。
「そうですか。出来るもんならやってみて下さい(笑)」
――十二林選手が宮元選手よりも負けない部分は?
「年齢ですね(笑)。気持ちの面でも負けないです」
――気持ちの面で負けないというのは、やはり3月11日の震災を乗り越えた部分というのは大きいですか?
「それもありますし、仲間が支えてくれるのでそれに応えたいと思います。震災時、岩手の沿岸部には友達や親戚がいました。仕事で石巻に来ていた友達は ・・・
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