6月24日(日)東京・ディファ有明で開催される『M-1ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai vol.2』のWPMF日本スーパーライト級王座決定戦で田中秀和(橋本道場)と対戦する大石駿介(OISHI GYM)。ヒジあり、なしとルールにこだわらない大石は多くの団体で活躍している。念願のWPMFタイトル戦を前に今の意気込みを聞いた。(取材日:2012年6月17日)
PROFILE |
■第1章 「田中秀和? 誰?みたいな感じ。身長以外負けていない」
――GBRインタビューでは初登場となる大石選手なので、まずは紹介を兼ねて大石選手が格闘技を始めたきっかけから教えて下さい。
「大石道場の道場長を務める親父の影響で、小学1年生から空手を始めました。凄く厳しい父でして、空手の大会に出ると優勝以外は許してもらえなく、準優勝は一回戦負けと同じだという感じで育てられました」
――もし優勝しなかったらお仕置きが待っていたんでしょうか。
「そうですね。それは試合よりも怖くて痛いものでした(苦笑)。よっぽど全力を出し切って負けたら問題はなかったのですが、負けた瞬間に『やばい、やばい、やばい』ということしか考えられないぐらいでしたから(笑)。今も怖い存在です(笑)」
――将来はもちろんお父さんの跡継ぎですか。
「そうですね。父の後を継ぐことになると思います」
――いよいよ、試合が近づいてきましたけど、現在はどういう心境ですか?
「体調はバッチリなので、あとは体重調整をしていくだけですね。コンディションは過去最高かなと」
――今回のWPMF日本スーパーライト級タイトルマッチの話が来たときはどういう心境でしたか?
「以前からタイトルマッチをやらせて欲しかったのですが、なかなか対戦相手や都合と合わなかったんです。後輩の日下部(竜也)もこのタイトルを獲っているので、自分の番がやっと来たかという感じです」
――対戦相手の田中秀和選手についてはどういう印象を持っていますか。
「映像を少し見ました。何も知らない選手だったので、最初に名前を聞いたときは『誰?』みたいな感じでしたね。自分の頭の中には、対戦相手の候補としては西山(誠人)さんや菅原(勇介)さんしか頭にありませんでした。映像を見ても普通に背の高い選手というだけで、これと言って何もなく、全く問題ない相手です。身長以外負けていないですね」
――今年3月のMAキックのリングで大石選手は田中選手の同門の先輩、山本佑機選手と対戦し勝利しています。田中選手はリベンジを狙ってくると思いますが、その辺はいかがでしょうか。
「そうですね。でも、山本佑機さんと田中選手を一緒にしたら、山本さんとレベルが違うので田中選手がかわいそうでしょ(笑)。二人の階級は同じですけど、山本さんの二番手みたいな存在でしたよね」 ・・・
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