7月15日(日)東京・ディファ有明で開催される『THE OUTSIDER 第22戦』に出場する“濱の狂犬”黒石高大。映画、雑誌でも活躍し、今もっともアウトサイダーで注目を集めている黒石に気になる質問をぶつけてみた。(取材日:2012年7月2日)
PROFILE |
■第1章 「横浜のコンビニ前にたまっている少年たちに睨まれ、オレは……」
――2011年11月13日「THE OUTSIDER 第19戦」での滝沢雄太戦以来、約8ヵ月ぶりの試合となりました。
「仕事で忙しく、試合に出られなかったんです」
――黒石選手はストリートファイトもご無沙汰ですか?
「もうご無沙汰ですよ。昔みたいに喧嘩になんかならないです。野球帽かぶって眼鏡をかけて外に出ることが多いんですけど、そういう格好にすると自分は爽やかな大学生になるんですよ(笑)。そうすると横浜のコンビニ前にたまっている少年たちに睨まれたりするんですよ、アハハハ! それでちょっとオーラを出すと少年たちは目をそらすので、オレはオーラを持っているんだなと自己満足しています。ああいうやつらって人を見て勝てる勝てないという判断に、やたらと敏感なんですよね」
――ヤンチャしていた時は、自分が一番だと思うことはありませんでしたか?
「それはないですね。いつもそうは思っていましたけど、オレが勝てなかった相手というのは現にいっぱいいたわけですから。オレが一番だと思っていたことは根性、誰にも引かないと腹をくくれるところです。あとはツッパっている中でも一番オレがイケてるなというのはありましたね」
――喧嘩や試合をしてきたことで、今の芸能活動に役に立っていることはありますか?
「あります! この業界には格闘技好きな人が多いので『あれ、濱の狂犬じゃん。君の試合を見たよ』と言われることが多く、話のネタになったりします(笑)。それぐらいですね。あとは自分がアウトサイダーに出るとなれば、試合を見たいといってくれる人が増えたぐらいですね。格闘技と芸能界では、全然畑が違うので通じるところはないですね」
――応援してくれる人も増えて、背負うものもどんどん大きくなっていきますね。
「観てくれる人が増えれば増えるほど、そして応援してくれる人が増えれば増えるほど、その期待に応えなきゃと練習を頑張ってしまいますよね。昔は遊びのことばかり考えていて平気で週4ペースで飲みにも行っていましたけど、今は練習を第一に考えています。時間がない時に、遊びと練習のどちらかしか取れないとなれば、練習の方に力を入れますね」
――辛い練習中に応援してくれている人の顔や言葉が出てくることもありますか?
「それはありますね。“継続は力なり”というように、本当に継続することは大事だなと、アウトサイダーを通じてそれを学びました。一日に 100のことは出来ないですけど、1つでもやれば0じゃないなと。ちょっとしか出来ない時はちょっとしかやらないですけど、なるべく継続してやるようにはしています。それも応援してくれる人がいるから出来るのであって、もしそういう人がいなければ出来なくなっちゃいます」
――芸能面での目標はありますか?
「そりゃ~首領(ドン)と呼ばれるような存在になることですね。どの分野でもいいから、あいつが一番だと言われたい。どうせなら一度はそう言われたいです」
――目指している俳優さんはいますか? 任侠映画での首領といえば、松方弘樹さんを想像しますが…。
「そうですね。松方さんのような首領のイメージに似合う男になりたいですね。映像に出ている人ってやっぱりどこか人より凄い部分があるんですよ。芸能界の全員に憧れているというと大雑把ですけど、会う人はみんなかっこいいなと思って尊敬してしまいます」
――それでは、今まで会った人の中で一番オーラのあった芸能人はいますか?
「いっぱいいすぎて忘れてしまいましたよ…」 ・・・
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