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 12月2日(日)東京・TDCホールで開催される『RISE/M-1MC~INFINITY~』にて、Dykiと対戦する総合格闘技の修斗世界フライ級王者・山上。RISEルールは今回が5試合目となる。山上が立ち技挑戦で得て総合の試合に応用したものとは? そして得意のストレートパンチの練習方法も聞いてみた。(取材日:2012年11月26日)

PROFILE
山上幹臣
(やまがみ・みきひと)
1987年6月22日、埼玉県出身
アマチュア時代から修斗とRISEのアマ大会に出場し、
2007年全日本アマ修斗フライ級3位、
2008年KAMINARIMON -55kgトーナメント優勝。
2008年8月3日、修斗でプロデビュー。同年の新人王トーナメント優勝。
2009年4月26日からRISEにも参戦。
2011年11月5日、生駒純司を1R41秒でKOし、修斗世界フライ級王座に就く。
2012年3月24日、RISEでバンタム級王者(当時)KENJIに判定負け。
同年9月30日、猿丸ジュンジに一本勝ちで修斗世界フライ級王座を初防衛。
身長173cm
総合格闘技戦績:8勝2敗
立ち技戦績:1勝2敗1分
第3代修斗世界フライ級王者
修斗/総合格闘技道場STF所属


■Dyki選手にはしっかり倒してお詫びがしたい

ーーRISEルールでの試合は今回が5試合目(1勝2敗1分)となりますが、総合格闘技の世界王者である山上選手がRISEルールに挑戦される理由からお聞かせください。

「打撃のレベルを上げたいからです」

ーー理想としては打撃だけをやってもキックボクサーに勝てる、寝技だけをやっても柔術家に勝てるという選手を目指しているということですか?

「そうです。どっちにも対応できる選手になりたいです」

ーー今回の相手であるDyki選手とは因縁がありますね(2010年のRISE新人王トーナメント準決勝で対戦する予定だったが、山上の負傷で実現しなかった)。

「自分の怪我で出来なくて相手に迷惑をかけた部分があったので、今回はしっかりと倒してお詫びがしたいです(笑)」

ーーDyki選手にはどんな印象を持っていますか?

「スピードがあって、蹴りもどんどん出してくるし、強い選手だと思います。タイプ的には、僕のスタイルでやれば戦いやすい相手ではないですかね。いつも通りにガンガン来てくれればラクでいいです」

ーーこの試合に勝てばタイトルマッチも見えてくると思います。

「来年の早いうちにいきなりやらせてもらえればありがたいですね」

ーー前回のRISEでの試合(2012年3月24日)では、当時バンタム級王者のKENJI選手と対戦しました(判定負け)。あの一戦を振り返ってください。

「強かったですね。僕みたいなまだ4~5戦目の選手とのレベル差を感じました。1Rはいけるかなって思っていたんですが、2Rになると向こうは頭を使ってきたので……悔しいですね」

ーーしかし、チャンピオンを相手に3Rフルに戦ったのは立派だったと思います。

「そう言ってもらえると嬉しいです。何となく自分の中でも、打撃だけの試合の感覚がつかめてきました。次の試合では自分が理想とするRISEでの戦い方が出来るかなって思っています。KENJI戦でだいぶ感触がつかめたので、次は見せられるかなって」
・・・

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