7月15日(月・祝)東京・新宿FACEで開催されたアクセル・プロモーション『ACCEL Vol.24 THE・LEGEND』のアクセルミドル級タイトルマッチで平尾大智(正道会館)を破り、新王者に輝いた横山剛(CRAZYWOLF)。“天才空手家”“ファンタジスタ”の異名どおり、試合では派手な足技の連続で観客を魅了した。2本目のベルトを獲得した横山に今後のこと、トリッキーな足技について聞いた。(取材日:2013年7月20日)
試合レポート:【アクセル】東京初大会で“空手界のファンタジスタ”が王座奪取
PROFILE |
■第1章 バランス的に悪い二段蹴りが決まる理由
――アクセルミドル級タイトル奪取おめでとうございます。
「去年ぐらいからずっと2本目のベルトを獲ると決めていました。有言実行出来たのでホッとしています。一本目を獲得した時よりも気持ち的にも違いますね」
――横山選手は神戸出身で、グラジエーター、アクセルなど関西で開催されている大会を中心に活躍されていますが、今回は東京開催でした。応援団の数がこちらでも凄かったのですが、何人ぐらい来られたんですか?
「100人ぐらい来ました。地元での試合だと200~300人集まって、弟の伸吾と一緒に出る大会だと300人ぐらいです」
――凄い応援団の数ですね! 今回の試合に向けて特別にトレーニングしてきたことはありますか?
「いつも通りに戦いましたね。若手にはまだまだ負けないぞという気持ちでいました。弟が以前に平尾選手と同じ正道会館の菱川晋作選手に負けているので、絶対に負けない気持ちでいました。負ける気持ちは全くなかったですけどね」
――平尾戦に向けて弟さんと対策を練ってきたのでしょうか。
「弟もCRAZYWOLF所属なんですけど、実際は別々に違うところで練習しているので弟と対策は練っていません。とりあえず、試合ではハイキックは警戒されると思っていたので二段蹴りを狙っていました。それが見事に決まってダウンを奪えたので作戦は成功しました」
――自分の右足を平尾の左足に引っ掛けた状態で、ジャンプしながらの左ミドルキックを当てるというあのダウンを取った技のことですね。
「そうです。あれのハイキックバージョンはやっていたのですが、最近は対戦相手に見切られるようになったのでミドルキックに切り換えたんです。ちなみに二段蹴りはデビュー戦のマルセロ・ナシメント戦の時に決まってダウンを取れたので、そこから使うようになりました」
――あれは完全にKO狙いの技なんですか? 二段蹴りはバランス的に悪いので威力が半減しそうな感じがします。
「そうですね、KO狙いの技です。威力があるの?とよく聞かれるのですが
※この記事は会員専用です。会員登録すると続きが読めます。
===================================
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!