【1月・ベストファイター】大雅、激闘の末RISEとK-1の同一階級制覇!武尊から継いだ夢のバトン
■武尊のスーパーレック戦敗北が与えたもの
涙の戴冠から14日後、大雅は有明アリーナにいた。ライバルで盟友の武尊が、ONEデビュー戦でスーパーレックとタイトルマッチを行うため、応援と視察を兼ねての観戦となった。武尊とは、昨年6月にフランス遠征をともにしている。ライバルではあるが、ともに日の丸を背負い、それぞれが結果を出し合った。それ以来、友情が芽生え、ともに刺激を与え合う仲になっているという。
大雅はチャンヒョンに勝った後、リング上から「今度は1月28日、武尊選手が必ずスーパーレックをKOしてください」とメッセージを送っている。ライバルの勝利を信じ、リングサイドで武尊の戦いを見守った。だが、武尊がスーパーレックのローキックでダメージを受け判定負けを喫してしまう。
満身創痍の武尊が花道を引き上げる際、大雅は歩み寄り、声をかけて抱き合った。大雅は武尊から「限界までやった。後は頼んだ」と言われたという。その日のXに大雅は、「日本にはまだ俺がいる」と書き込んだ。
大雅は武尊とスーパーレックの激闘を見て、「目指すところが見えた」と思ったという。それは“世界最高峰の戦い”ということなのだろう。「武尊選手の勝利を祈って見ていましたが、僕はファイターなので、やはりあそこの舞台で自分が試合をしていないことが悔しかった」と本音をこぼした。
今後、大雅が誰と戦うことになるのかは分からないが、“世界最強”を目指すことは変わらないはずだ。武尊が見せてくれた“夢”の続きを、今度は大雅が世界の強豪を相手に見せてくれるのかもしれない。その時が来ることを、今は楽しみに待ちたい。
■受賞の喜び
月間ベストファイター受賞について感想を聞くと大雅は、「ベストファイター賞をいただくのは、2016年以来なので嬉しいです。サプリメントは、試合前にプロテインやビタミン、そしてアミノ酸、BCAAなどを摂っています」と語った。彼が世界へ向けて、どんな挑戦をしてくれるのか、これからも目が離せない!
(取材/文=松井孝夫、構成・編集=イーファイト編集部)
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