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【RISE】大雅、チャンヒョン・リーを破りK-1に続きRISEタイトル獲得!小林愛理奈が台湾チンロンをボディブローでKO撃破

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2024/01/14(日)UP

大雅(左)はチャンヒョン(右)を判定で下してRISE王者となった

RISEクリエーション
『RISE175』
2024年1月14日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第11試合)RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
●チャンヒョン・リー(韓国/RAON/第5代RISEスーパーフェザー級王者)
判定0-3 ※47-50、48-50、49-50
〇大雅(TRY HARD GYM/同級2位、第3代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者/挑戦者)
※大雅が新王者となった

 大雅は元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者。18年にK-1脱退後は多くの敗北を経験したが、現在は引き分けを挟んで5連勝中。前戦の昨年8月には、常陸飛雄馬と延長戦の末に激闘を制した。

 対するチャンヒョンは“韓国の鉄拳”の異名を持つRISEスーパー・フェザー級王者。ここ1年で一馬、中村寛、常陸飛雄馬、山口侑馬らを次々と破っており、今回は3度目の防衛戦。

大雅が飛びヒザ蹴りで攻撃

 1R、チャンヒョンは距離をつめて左を打っていく。サウスポー構えの大雅は、回りながら右をヒット。チャンヒョンが腰を落としそうになる。大雅はチャンスと見て右、左とパンチを放って行くもここは焦らずインローも蹴る。

 2R、チャンヒョンは前へ出てパンチから右ローキックをヒットしていく。さらにローキックを決めてダメージを与える。大雅もローキックを返すが、チャンヒョンがギアを上げて猛攻を仕掛ける。だが大雅は右のクロスを放ち、好きに蹴らせない。

チャンヒョンのローキックと大雅のパンチが激突

 3R、大雅は右の強打を放つも、チャンヒョンが前へ出てローキックで怒涛の反撃。大雅は攻撃を受けながらも、飛びヒザ蹴り。チャンヒョンの圧力は激しくなるも、右のパンチ、バックブロー、右ボディからの左ハイキックで反撃。

 4R、大雅はガードを固めながら右を放って行く。だが、チャンヒョンはローキック、ボディブローと畳みかける。大雅はローキックで動きが止まる場面も出てしまうが、パンチを返して逆襲。後半のチャンヒョンの猛攻は激しいものの、大雅が攻撃を返して意地を見せる。

大雅のパンチが炸裂

 5R、大雅はガードを固めながらチャンヒョンのローキック、ボディブローを耐える。チャンヒョンは、前へ出て猛攻。受けだけに回らず、パンチで打ち合う大雅。最後までチャンヒョンは攻めるも、大雅も守りだけに徹することはなかった。

 判定は3-0で大雅。大雅がRISEスーパーフェザー級王座を獲得し、K-1とRISEの両方でタイトルを獲得することとなった。

大雅が新王者となった

 新王者となった大雅は「無理とか引退しろとか言われて、でもみんなが信じてくれてチャンピオンに戻ってくることができました。チームドラゴンへの移籍とか、いろいろあって戻ってこれて。こうしてチャンピオンになれて、よかったです」
「僕と一緒にやってくれたメインのトレーナーがいるんですけど、サッカー部の後輩なんです。1年前から付きっ切りでやってくれて、そのおかげでチャンピオンになれました。ここで終わりません。これから世界で一番になります。武尊選手から連絡をもらったんで、今度は1月28日、武尊選手が必ずスーパーレックをKOしてください。僕も、まだまだここで終わりません」と抱負を語った。

▶次ページは、小林愛理奈vs.ワン・チンロン、木村“ケルベロス”颯太vs.チャッピー吉沼

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