【IGF】元十両の星風が格闘技転向、石井慧のベルト目指す
2月24日(月)都内にて記者会見が行われ、大相撲の元十両・星風芳宏(本名はボルド・アマラメンデ)が格闘技に転向、4月5日(土)東京・両国国技館で開催される『INOKI GENOME FIGHT 1』でデビューすることが決定した。
星風はモンゴル出身で大相撲時代は尾車部屋に所属し、最高位は東十両3枚目。2011年に起こった大相撲八百長問題に関与したとされ、当人は否定したが、2013年10月29日付けで解雇された。
今回、IGFに参戦することになった経緯については、「角界の問題で自分の力を出しきれなかったので、自分の力がどこまであるか、それを確かめるのはこの道しかないと思った。応援してくれる人たちのおかげで出してもらえることになりました」と説明。少年時代からボクシングを学び、力士時代から「自分の相撲は格闘技に向けているからやってみたいと思っていた」という。
半年前からBLUE DOG GYMで総合格闘技の練習を始め、IGFに参戦しているクラッシャー川口とともに汗を流し、力士時代は131kgあった体重は110kgまで絞った。川口は星風を「気持ちが強くてやられても向かって来る。相撲特有の突進力、破壊力がありますね。打撃の精度は上がってきていますし、ただ闇雲にパンチを振り回すわけじゃない。寝技もそれほど苦手じゃない」と評した。
デビュー戦の相手候補は、柔道出身の澤田敦士、大相撲出身の将軍岡本と鈴川真一のプロレスラー3名。なお、将軍岡本も2011年の大相撲八百長問題に関与したとされ、引退している。星風は「相手は誰でもいいから早くカードを組んで欲しい」とコメントした。
星風は「やるからには山の上の頂上を目指す」と、現在、石井慧が保持するIGFチャンピオンシップのベルトに目標を定め、「試合が組まれれば誰だろうが殺すつもりで行く。格闘技の世界で一から始めて、下から頂上まで行く」と宣言した。
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