【パンクラス】“ものまね格闘家”弘中が今回真似するのは…
3月18日(火)都内のマスタージャパンにて、修斗世界ウェルター級王者・弘中邦佳(マスタージャパン)が公開練習を行った。弘中は3月30日(日)神奈川・横浜文化体育館で開催される『PANCRASE 257』でパンクラス・ライト級王者のISAO(坂口道場一族)と王者対決を行う。
弘中は同大会に出場する成瀬昌由(フリー)とのスパーリングを公開し、腕十字を極めたり、成瀬が仕掛けたクロスヒールホールドにクロスヒールホールドで対抗したりと好調かと思われたが、「1週間前に風邪をひいて、さらに花粉症に苦しめられています」と実は不調とのこと。「オファーを受けて舞い上がってしまい、“やります!”と即答したんですが、花粉症なのでこの時期に試合を組まなければよかった……」とぼやく。
昨年9月の防衛戦では、「アンデウソン・シウバとドミニク・クルーズ(ともにUFCのトップ選手)のスタイルが相手に合っているのでやってみました。僕は強い選手の技を全部真似しているんです」と、“ものまね格闘家”ぶりを発揮。
「でも、強い人の映像を見ても能力がない選手はものまねすら出来ない。僕はそれが出来る人間だと思っている。強い選手がやっていることをそのままやれば勝てる」と、独特の格闘技理論を展開し、「まだ誰にするか決めかねていますが、今回はフロイド・メイウェザー(プロボクシング元世界5階級制覇王者)とニック・ディアス(DREAMにも参戦したUFCのトップ選手)を絡めようと思っている」という。
「相手の打撃は普通に完封して、打撃からタックルに行って寝技に持ち込み、最後はサブミッション(関節・絞め技)」と完璧な勝利のシナリオを描いている弘中は、「ISAO選手に喝を入れられたらと思う。若さの勢いを消すだけの老獪な熟練の技が自分にはある」と、ベテランならではのコメントで締めくくった。
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