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【パンクラス】成瀬「コピィロフ直伝の技で勝負」

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2014/03/18(火)UP

▲コマンドサンボの代表的な技であるクロスヒールホールドを極める成瀬(右)

 3月18日(火)都内のマスタージャパンにて、元リングスの成瀬昌由(フリー)が公開練習を行った。成瀬は3月30日(日)神奈川・横浜文化体育館で開催される『PANCRASE 257』でパンクラス・ウェルター級4位の近藤有己(パンクラスism)と対戦する。

 成瀬は昨年10月、約10年ぶりに総合格闘技に復帰し、菊田早苗と対戦したが1Rに腕十字で一本負け。この復帰戦を振り返り、「無差別級契約だったのに、練習をしすぎて体重が落ちすぎてしまったんです。組んだ時にパワーがなかった。それが失敗でした」と、約10年ぶりの試合で調整に失敗してしまったという。

 今回はしっかりと動ける体重をキープしつつ、「アンドレイ・コピィロフ(リングス・ロシアの選手)直伝のコマンドサンボと前田日明さんが教えてくれたスピリッツで勝負したい」と成瀬。

「コピィロフはコマンドサンボの技でブラジリアン柔術の世界王者を仕留めた。実際、今の若い選手にコマンドサンボの技を仕掛けると、知らないから極まる時がある」と言い、「近藤選手が“日本海荒波ラッシュ”なら、こっちは“コーカサス地方ウラル山脈の岩清水がしたたり落ちるしずく”(コマンドサンボの技のイメージ)で勝負です」と、必殺技名で対抗する。

 また、「UWFがリングス、Uインター、藤原組に分かれて、そこからパンクラスが出来た。僕と近藤選手の試合は脈々と続いてきた“U”の大河ドラマのピリオドです」とテーマを語り、「前田さんに何も恩返しが出来ていないので、勝つことで恩返しをしたい」と語った。

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