【Krush】遺恨深まる武尊vs大滝、KO宣言

2015/02/02（月）UP
（最終更新：2015/02/02 16:19）

　2月6日（金）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.51』のメインイベント、Krush -58kg級タイトルマッチで対戦する王者・武尊（チームドラゴン）と挑戦者・大滝裕太（ネクサス）のコメントが主催者を通じて届いた。

　武尊はK-1で55kg契約の試合を行った後、58kg用に体重を増やして「今まで58kgで試合をしていた時よりもパワーは上がりました。動きの面でもスピードが上がっているし、ミットを打っていても重さを感じます」とレベルアップしたという。

　大滝からは、武尊の顔写真を貼ったお面やボディプロテクターを持参しての執拗な挑発を受けているが、「かなりイライラしているけれど、それを大分抑えています。あえてそのイライラを溜め込んで、それを試合でぶつけようと思っているんで、攻撃力は上がるんじゃないですかね。いい感じでイライラが溜まっているので、試合の時はだいぶ攻撃は重いですよ」と、逆に力になると余裕のコメント。

「自分では“Mr.Krush”だと思っています。最多防衛記録も達成したいです」という武尊は、「僕はKrusのメインはKOで終わらせないといけないと思っているので、メインでKO勝利して、バク宙を決めたいと思います」とKO狙いで行くことを誓う。

　対する大滝は武尊のコメントを聞き、「攻撃力が上がるのは怖いので、攻撃力は上げて欲しくないです」と言いながらも、「でもその攻撃を上手くかわして、僕の攻撃を入れます」と笑う。さらに「武尊選手が怒ってくれた方が隙も出来ると思うので、そこを突いていきたいです」と、もっと怒らせたいようだ。

　今の自分なら武尊を超える自信は「ある」ときっぱり答える大滝。「豪華なカードが並んだ中でメインに組んでもらって、武尊選手も言っていたようにやはりKrushのメインはKOです。だから僕もKO決着で試合を終わらせたいと思います」と、こちらもKO決着を狙うと宣言した。