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【巌流島】現代の実戦・喧嘩術を披露する

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2016/01/28(木)UP

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喧嘩術の実験台にされ、椅子で殴られそうになり慌てる谷川広報部長

 3月25日(金)東京・TDCホールで開催される『巌流島 STARTING OVER 公開検証3』の記者会見が、1月28日(木)都内にて行われた。

 今大会は通常の巌流島ルールでの試合以外にも、「実戦(武術)はどこまで競技と融合できるか?」をテーマとし、「喧嘩と試合はどこが違うのか? 現代の実戦を詳しく解説」するため、喧嘩術を追及している士心館の林悦道師範が参加。

喧嘩術と格闘技の違いを説明する林師範。喧嘩に関する著書も多い

 林師範は少林寺拳法、古流柔術、棒術などを習得し、1980年に士心館を設立。工場現場などの荒くれ者を相手にした喧嘩の経験をもとに、実戦空手を体系化。併せて独自の喧嘩術、護身術の指導を行っている。また、グローブ空手(新空手)を通じて競技としての格闘技の普及にも尽力してきた人物。

喧嘩術の型を披露する林師範

 谷川貞治広報部長は「現代の実戦=ストリートファイトを研究している団体があるのでそれを見せたい」と林師範を紹介。林師範は「喧嘩術と格闘技や武道との違いは、周囲の状況を把握して戦う。段取りをする。環境を武器化すること」と説明し、実際に谷川部長と巌流島実行委員会に名を連ねている山田英司氏(元フルコンタクトKARATE編集長)を相手に、喧嘩術を披露した。

 当日、林師範が何をするかは「まだ決まっていない」(谷川広報部長)が、喧嘩術の説明と喧嘩術を使った試合も候補にあがっているという。

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