【RIZIN】村田夏南子、桜庭仕込みのアームロックで一本狙う
9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』にて、ワンマッチを戦う村田夏南子(フリー)が11日(日)都内で公開練習を行った。村田はアメリカのMMA(総合格闘技)団体「Combate Americas(コンバット・アメリカス)」の柔術ファイターであるキーラ・バタラ(アメリカ)と対戦する。
今大会でMMA第4戦目となる村田。柔術ファイターとの試合に向けて桜庭和志と練習をともにしたという。「タックルに入ってからアームロックを仕掛けるまでの動きなどを教わりました」とアドバイスを受けたことを明かした。
この日の公開練習では軽めのスパーリングを披露。昨年9月から村田のコーチを務めるDEEPフェザー級王者・横田一則を相手に、持ち前の鋭いタックルからテイクダウンを奪うと、すぐさまアームロックを仕掛けるなど、桜庭との練習の成果をさっそく見せつけた。
対戦相手のバタラは柔術をバックボーンとする21歳のファイターで、現在のMMA戦績は8戦5勝(2KO)3敗。寝技の名手として知られるエディ・ブラボーに師事し、寝技の技術には定評がある。
「(バタラの)試合映像は軽くチェックしました。こういう相手なんだというイメージはつかめています」と村田。桜庭との練習で自身の寝技に手応えと自信をつかんだようで、「自分が極められると思ったところで極めたいと思います」と、柔術を得意とするバタラ相手に一本勝ちを狙う。
同席していた横田は、「日本でトップクラスの女子MMAファイターと(スパーリングを)やっても、村田は全然負けないですね。まず、テイクダウンを奪われることが一回も無い。必ず切り返してしまいますよ」と、村田の成長ぶりに目を見張る。「自分が教え始めてちょうど1年ですがすごく成長している。もっともっと強くなっていく村田夏南子を見せられると思います」と太鼓判を押した。
そんな村田だが、今後対戦したい相手がいるらしく、そのことに質問が及ぶと隣の横田をちらり。横田から「こういうところで言っておいた方がいいよ」とその相手の名前を言うように促されるが、村田は「勝ってから言いたいです」と笑顔を見せた。
3月のプロデビューから3戦全勝と波に乗る村田。難敵バタラを下し、意中の相手との対戦に漕ぎつくことが出来るか。
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