【UFC】乱闘騒ぎのマクレガーに約1,500万円の罰金
UFCフェザー級王者コナー・マクレガー(アイルランド)が記者会見の場での不適切な行為についてネバダ州アスレチック委員会(同州の格闘競技の統括を担う組織)から罰金と奉仕活動の処分を科されることになった。
問題となったのは8月17日に開かれた記者会見。同20日にネバダ州ラスベガスで開催された『UFC 202』に先立って行われたものだった。
この会見に30分ほど遅刻して登場したマクレガー。その後マイクを握ると、記者から尋ねられた遅刻の理由や試合に関するコメントを述べていたが、同席していた対戦相手のネイト・ディアス(アメリカ)がその態度や発言に気を悪くしたようで、突然席を立って帰り始めた。
これを発端に両選手はお互いに罵り合いを開始。ディアスは中指を立てて何かを叫び、マクレガーはマイクで「帰れ」と言い放つ展開に。すると、会場を去ろうとしていたディアスがマクレガーの方へ何かを投げ、これで完全に火が点いたマクレガーは机に並べられたペットボトルを手に取って投げ返した。その後、両陣営がこれに加わり、会場は騒然とした雰囲気に包まれた。
もともとマクレガーとディアスは以前から舌戦や小競り合いを起こしていた犬猿の仲であったが、この日の行為についてはデイナ・ホワイトUFC代表も許容範囲を超えた様子。「ジョークでは済まされない。深刻に受け止めている。2選手ともネバダ州アスレチック委員会の処分対象になるだろう」とペナルティーを示唆していた。
その後、ペットボトルを投げつけたマクレガーの行為について、同委員会は審議を実施。マクレガーに対して、『UFC 202』で獲得したファイトマネー300万ドル(3.12億円=10月11日現在)の約5%に当たる15万ドル(1,558万円=同)の罰金、さらに約50時間のボランティア活動を科すことを可決した。
なお、同じく乱闘騒ぎを起こしたディアスに対しても、現在審議が継続されている。
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