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【K-1】城戸康裕が公開練習で担々麺作り、その理由とは

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2018/03/06(火)UP

真剣な表情で麺を茹で上げる城戸

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』に出場する、第2代Krush -70kg王者・城戸康裕(35=谷山ジム)が5日(月)都内にて公開練習を行った。

 181㎝の城戸をしのぐ185㎝の長身、28戦27勝(25KO)1敗の戦績と3つのタイトル獲得歴を持つイッサム・チャディッド(23=スペイン)を迎え撃つ城戸が公開練習の場所に選んだのは、東京・桜上水にある「創作亜細亜料理 よつ葉二号店」。城戸は汁なし担々麺で知られるこの店に弟子入りし、担々麺を作るという。

 頭にタオル・Tシャツ・エプロン姿で現れた城戸は、厨房で店主の森島ユキヲさんから担々麺を作る手ほどきを受ける。森島さんの指導を受けて麺を茹で続ける城戸は何度か麺を茹でる→湯切りを繰り返したあと、いよいよ本番へ。はじめにお椀にスープを用意すると、それまで以上に真剣な表情で平ざるを使って麺を茹でて丁寧にそれを丼へと移す。担々麺を作ったのは初めてという城戸だったが、気持ちのこもった一杯の担々麺を完成させた。

「11月に(木村”フィリップ”)ミノルくんに負けた試合もそうなんですけど、自分は試合中の集中力が足りないんですよ。だから集中力を高める練習が必要だと思って、周りに相談したら『集中力を高めるためには料理をやるといい』と言われて。だったら自分の大好きな麺類を作ろうと思って、知り合いの方にここを紹介していただきました」と、公開練習の意図を説明した城戸。

「一見、簡単そうに見えますけどめちゃくちゃ難しい。平ざるを自由に操るのも難しいし、平ざるで麺をすくおうとしてもすぐに麺がこぼれちゃう。麺だけに集中していると鍋に手が当たってやけどしそうになるし、めちゃくち集中していないと出来ないですね」と湯切りの難しさを語り、「湯切りしている時は他のことを一切考えない。集中しすぎてむっちゃ疲れました。思った以上に集中力が必要で、これは普段の練習にも生かせると思いました」と、集中力アップに手応えを感じたようだった。

 さらに、すでに減量中で担々麺を目の前にして食べることが出来ず、「こんなに美味そうな担々麺なのに食えないって…めちゃくちゃキツいですよ。でもこれも精神修行。練習以外でも自分を追い込んで試合に向けて準備しています」と、集中力に加えて忍耐力も鍛えられると話した。

 ならばあえて担々麺ではなく普通のラーメンでもいいのではないか、との記者のツッコミには、担々麺は人が担いで売っていたことが名前の由来となっており「担々麺は担ぐ麺だから縁起がいいし、ゲン“担ぎ”にもなるじゃないですか。だから今回はゲン担ぎの意味を込めて担々麺にしました。相手は背がデカいし、戦績もヤバいですけど、勝ちまくっているヤツは油断しているはず。その油断を突いて戦います。担々麺修行で培った集中力・精神修行・ゲン担ぎで隙を突いてやっつけます」との理由を説明。

 そして、毎回恒例となっている城戸自身のプロデュースによる試合前煽り映像に関して「今回はすごく凝ったわけではなく、シンプルなものにしました。『K’FESTA.1』はたくさんの人が見る大会なので老若男女、誰にでもウケる内容にしました」と予告し、公開練習を終えた。

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