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【K-1】金子晃大、那須川天心の連続KO記録止めたカリシスとV3戦、寺田匠が新美貴士迎え初V戦も

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2025/01/02(木)UP

金子がギリシャ強豪と防衛戦

 2月9日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2025』の追加対戦カードが発表され[スーパー・バンタム級タイトルマッチ(3分3R延長1R)]として、王者・金子晃大(日本/K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)と、挑戦者マノリス・カリシス(ギリシャ)が決定した。
 カリシスは16年に那須川天心と激闘し、那須川の7連続KO中の記録をストップ。判定負けしたが那須川から鼻血を出させ追い込んでいる。

【フォト&動画】カリシスが”胴廻し回転蹴り”で失神KO勝利!那須川との激闘も

 金子は、現K-1 WGPスーパー・バンタム級王者であり、K-1 MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント優勝の経歴を持つ絶対王者。今年9月の準決勝で再戦の璃明武に判定勝ち、決勝では新世代の大久保琉唯をKOして、改めて55kg最強を証明した。12月にはロシアのONEファイターに完勝している。

那須川がトリケラトプス拳を初披露した相手だ

 対するカリシスは、ギリシャのローリングサンダー(胴廻し回転蹴り)の異名を持ち、戦績は28勝(5KO)9敗。WKNフェザー級王者など欧州3冠を持つ。

 16年1月にはRISEのリングで那須川天心と対戦した。当時の那須川は7連続KO中でデビュー11戦目。那須川から二度のダウンを奪われたものの、そこから猛反撃。右ストレートを入れて、那須川から鼻血を出させるところまで追い込み、那須川にも「マノリス選手は強い選手」と言わしめた。
 23年にはONEにも参戦。また、直近の試合では得意の胴廻し回転蹴り(ローリングサンダー)でKOしている。

 金子はアグレッシブな変則ファイターを退け防衛達成できるか。

王者・寺田が新美と再戦にして防衛戦

 またフェザー級タイトルマッチとして、王者・寺田匠(team VASILEUS)に、新美貴士(名古屋JKファクトリー)が挑戦する。

 寺田は『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』にTEAM武尊の一員として出場。武尊と同門のK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属となり勝ち進んだ。
 23年にはISKA世界スーパーフェザー級王座をTKO勝利で獲得。その後も連勝し、王者・軍司泰斗のタイトルへ挑戦すると、延長判定勝ちで新王者となった。今回は初防衛戦となる。

 対する新美は左右フック、ローやミドルで攻め続けるスタイルに開眼。第5代Krushフェザー級王者となったが、22年には玖村修平に敗れ、Krushフェザー級王座を失った。その後は、23年3月RISEで、当時の王者・門口佳佑と戦う(判定負け)など、積極的にキャリアを積んでいる。
 現在は2連続KO勝利中だ。

 2人は23年6月に対戦しており、寺田が判定で勝利している。

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