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【Krush】西京春馬、フェザー級で敵なしの存在になる

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2019/01/11(金)UP

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スピードのあるパンチを繰り出す西京

 1月26日(土)東京・後楽園ホールにて開催の『Krush.97』で江川優生(20=POWER OF DREAM)の挑戦を受け、2度目の防衛戦を行うKrushフェザー級王者・西京春馬(20=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が公開練習を行った。

「スピードモンスター」の異名通りスピードのある左右のパンチ、さらにはアッパーも繰り出した西京。2014年に16歳の若さでプロデビューを果たすと、2015年にK-1甲子園で優勝。2017年のKrush後楽園大会では第2代Krushフェザー級王者・小澤海斗とのタイトルマッチに勝利して王座に就いた。

 その後、国内トップクラスの実力を誇る、現・第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者・村越優汰に判定勝ちして初防衛。昨年の第2代K-1 WORLD GPフェザー級王座決定トーナメントでは決勝に進出するも、再戦となった村越との決勝で両足がつって試合続行することが出来ず無念のTKO負けとなった。今回が再起戦となる。

 トーナメントで負った怪我もあって、約7カ月振りの試合となる西京は「拳と胸の骨を痛めてメンタル的にも疲れていたので、しばらく休んで気持ちをリフレッシュさせました。ちょうど良く1月に試合が組まれたから、タイミング的にはバッチリだったと思います」と心身ともにリフレッシュし再起戦に意欲を覗かせる。

 現在フェザー級には、1階級下げて今回タイトルマッチが決まっている同門の第2代K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者・卜部弘嵩、会見での発言や超攻撃的ファイトスタイルで一気に人気選手となった芦澤竜誠(23=K-1ジム総本部チームペガサス)など強豪選手がひしめく。

 両者の記者会見を見ていたという西京は「あまり練習してない時期に見ていたので、スイッチが入ったというか、置いていかれてる感じがして熱くなりましたね」と闘志に火がついたという。

 対戦相手の江川に関しては「江川選手のデビュー戦を見ていて、すごく強くて目立っていたので、いつかのタイミングでやるかなって感じでした。POWER OF DREAMの選手は独特なリズムがあるので、そこに飲まれないように1R目から自分の距離にしたい」と西京が得意な距離で戦いたいと話す。

 試合ではアウトボクシングの技術が目立つ西京だが「近い距離でわざとやったり、色んな距離で練習してきました。余裕が出来たら新しい戦い方も見せたい」と新スタイルの披露も予告。

 3月10日の「K’FESTA.2」ではフェザー級王者・村越優汰vs挑戦者・卜部弘嵩のタイトルマッチや芦澤竜誠vsホルヘ・バレラと同階級の注目カードが組まれている。西京は「めっちゃ気になるし、理想はベルトを防衛してチャンピオンと試合がしたい」と、先日発表された6月の両国国技館大会でのタイトルマッチをアピールする。

「ベルトを持ってる以上はチャンピオンなので今回の江川選手にもしっかりレベルの差を見せて、フェザー級ならもう敵が居ないぐらいの存在になりたい。前回よりさらにパワーアップした姿を見せられるように頑張るんで、注目よろしくお願いします」と2019年の更なる飛躍を誓った。

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