【空手】東京の『沖縄めんそーれフェスタ』で、沖縄空手ステージが好評
5月24日から6月2日(日)まで開催している、東京・池袋サンシャインシティ『第11回沖縄めんそーれフェスタ2019』にて、5月31日と6月2日まで『沖縄空手PRステージ』が行われている。
『沖縄めんそーれフェスタ』での空手PRステージは初で、沖縄県では近年、空手が沖縄発祥の地であることから国内の観光、海外からのインバウンドを見据え、近年、積極的に空手をPRしている。今年の2月末には東京駅前の商業施設KITTEにて「沖縄空手大演武会2019」を開催して1000人以上の観覧者を集めた。
沖縄県では2018年度の入域観光客数が999万9千人と前年度より4.4%増。目標の1000万人に届かなかったものの6年連続で過去最高になったと発表している。外国人観光客も300万人と増え続けているという。
沖縄県の玉城デニー知事は観光客が増えている一因に「官民一体となった効果的なプロモーション」を挙げているが、今回の『第11回沖縄めんそーれフェスタ2019』もその一環。そこに今回初の『沖縄空手PRステージ』が一役買っている。
取材した5月31日と6月1日、『沖縄空手PRステージ』で沖縄から5人の空手マスターたちが本場の沖縄空手を披露した。
沖縄県の行政である空手振興課の山川哲男課長の司会のもと、沖縄空手の歴史と技、世界に広がる活動を紹介するプロモーション上映から始まり、上地流の津嘉山聖太(つかざん・しょうた)先生による型・三十六(サンセーリュー)、をはじめ、剛柔流の八木明広先生や、八木明人先生、少林寺流の親川仁志先生、上地流の比嘉進先生による、それぞれの流派に伝わる型を演武した。
続いて、剛柔流の対人で行う鍛錬法である小手鍛えや、型の用法(分解)5つを演武。試し割りは上地流から1メートルの角材を上腕振り打ちと下段蹴りで真っ二つに。
最後は古武道の親川仁志先生による徳嶺の棍(棒術の型)を披露した。
締めは観覧客も含めて「空手発祥の地・沖縄!」と拳を突き上げてステージは終了。ステージ下では、道着を着て記念写真コーナーや立体映像を見ながら空手のバーチャル体験できるコーナーまであり観客がそれぞれ体験し好評を博していた。最終日の6月2日(日)の『沖縄空手PRステージ』は12時~、15時~の2回行われる。
なお、このイベントでは各音楽ステージや沖縄物産展としてフード、沖縄ビアレストランなど賑わいを見せている。
(写真=新・空手道)
『沖縄空手PRステージ』
6月2日(日)12時~、15時~
池袋サンシャインシティ・噴水広場ステージ前
観覧無料
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