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【RISE】コロナ禍7ヶ月ぶりリングの王者・原口健飛、一撃KOタップロン相手に「フラストレーションを爆発させる、ラウンド全て違う動きを」と意欲

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2021/09/09(木)UP

一撃KOタップロンと7ヶ月ぶりのリングで対戦する原口©️RISE

 9月23日(木・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の65.5kg契約マッチ(3分3R延長1R)にて、元WMC世界フェザー級王者タップロン・ハーデスワークアウトジム(41=ハーデスワークアウトジム)と対戦する、RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント王者・原口健飛(23=FASCINATE FIGHT TEAM)が公開練習を行った。

サンドバッグを蹴り込む原口©️RISE

 原口は空手、ボクシングをバックボーンに、2017年にプロデビュー。
 2020年には1月にライト級王座をKOで獲得すると、8月にはRIZINで大雅にKO勝ち。さらに10月のRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメントで優勝し、今年2月28日には白鳥大珠との”因縁の対決”を2度のダウンを奪う完勝で制した。その2月大会では、当初は白鳥ではなくGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルン・キャットムーカオとの対戦が決定していたが、長引くコロナ禍で延期となっている。

原口の右フックが相手を捉え崩れ落ちる瞬間

 対するタップロンは日本で活躍するムエタイ選手で、シュートボクシング、RISEでも活躍している。炸裂音が会場中に響く強烈な右ミドルキックとKO狙いの豪快なパンチを武器とし、”破壊獣”の異名を取る。過去にはシュートボクシングフェザー級王者(当時)の鈴木博昭に連勝し、小川翔や“ブラックパンサー”ベイノアにも勝利している実力者だ。
 今年7月の大和ジム50周年記念大会では、K-1でも活躍する元WBCムエタイ日本スーパーライト級王者・大和哲也にヒジ打ちで鼻骨骨折させ1R KO勝利を収めている。

タップロンの肘打ちで相手の鼻が折れる瞬間

 原口は公開練習でシャドー&サンドバック打ちを披露。シャドーは程良く脱力した構えから警戒なリズムでステップ。サンドバッグでは、絶妙なタイミングと角度からの右ハイキックや左の三日月蹴りなどを放った。

 7ヶ月ぶりの実戦に原口は開口一番「純粋にワクワクしている、試合を受けてくれたタップロン選手に感謝している」とコメント。2月に組まれていたGLORY王者との対戦がコロナ禍の影響で延期となったことがあり、「そのフラストレーションを爆発させるか」を、この試合のテーマに置くという。

今回の試合のテーマは「いかにフラストレーションを爆発させるか」と語る原口©️RISE

 タップロンについての印象は「タップロン選手は好きで、前からずっと見ている。やると思っていなかったので、何が強くて、何が弱いかは見ていなかった。でも、パンチがうまい印象。(通常の)ムエタイ選手とは違う、日本人寄りの選手だと思う」といい、続けて、最近練習やスパーを一緒に行っているシュートボクシング王者の海人から、タップロンについて「今までで一番パンチが重たかった」とアドバイスされたことを受けて、過去、ベイノアや大和哲也を一撃で倒したタップロンの一発の強さを「怖い」と警戒している。

 理想とする試合展開については「せっかく7ヶ月(試合間隔が)空いたので、その間に何をしてきたかを見せたい。いつもよりちょっと違うスタイルを見せようかなと。3ラウンド戦う場合は、1R、2R、3R全て違う動きを見せたい。伝統空手やテコンドーの動きも見せるかも」と、観客の興味が勝敗だけでなく、原口自身の存在になるような戦いを見せたいと、強く意気込んだ。

▶︎次ページは【動画】王者・原口健飛、華麗なシャドー&サンドバッグ打ちを披露!

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