【RISE】原口健飛が“仮想GLORY王者”タップロンと対決「圧倒的にフルボッコに」
9月23日(木・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の追加対戦カードが24日都内にて発表された。
RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント王者・原口健飛(22=FASCINATE FIGHT TEAM)vs元WMC世界フェザー級王者タップロン・ハーデスワークアウトジム(41=ハーデスワークアウトジム)が決定。65.5kg契約(3分3R延長1R)で行われる。
原口は空手、ボクシングをバックボーンに17年にプロデビュー。2020年には1月にライト級王座をKOで獲得すると、8月にはRIZINで大雅にKO勝ち。さらに10月のRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメントで優勝し、今年3月には白鳥大珠との”因縁の対決”を2度のダウンを奪う完勝で制した。
2月にはGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルン・キャットムーカオとの対戦が決定したが、長引くコロナ禍で延期となっている。
対するタップロンは日本で活躍するムエタイ選手で、シュートボクシング、RISEでも活躍している。炸裂音が会場中に響く強烈な右ミドルキックとKO狙いの豪快なパンチを武器とし、”破壊獣”の異名を取る。過去にはシュートボクシングフェザー級王者(当時)の鈴木博昭に連勝し、小川翔や“ブラックパンサー”ベイノアにも勝利している実力者だ。
今年7月の大和ジム50周年記念大会では、K-1でも活躍する元WBCムエタイ日本スーパーライト級王者・大和哲也にヒジ打ちで鼻骨骨折させ1R KO勝利を収めている。
会見で伊藤隆RISE代表は「仮想ペットパノムルンとして挑んでもらいます。ペットパノムルンに臨むために完勝してほしい」と未来の強敵戦に向け期待を寄せる。なおペットパノムルン戦については「契約は完了している」とのことで、時期次第で組まれるとのこと。
タップロンは都合により会見を欠席。一人壇上に立った原口はタップロンについて「元々好きな選手。岡山ジムの大会も一緒に出場したり、RISEではベイノア選手に一撃で勝って震えました」と好敵と認める。
また「打倒ペットに向けて良い相手だなと思う」と士気も高い。タップロンとペットパノムルンの共通点について原口は「オーソドックス(タップロン)とサウスポー(ペットパノムルン)で違うんだけど、体型や身体の厚みは似ている。ステップも同じようで、ペットと思ってやろうかなと思っている」とコメント。
原口は初のタイ人戦となるが「タップロンはめちゃめちゃムエタイ(スタイル)というわけでもない。ムエタイの構えからサウスポーに変えてきたり、変則の動きもするんで。普通にキックボクサーとしてやる。余裕こいててもダメなんで、先手先手を取って翻弄していこうと思う」とムエタイはことさら意識しない。
最後に「伊藤さんの期待の圧が凄くて怖いんですけど」と笑いつつ「そこは応えていかないとRISEの顔になれない。今回は体重が重い階級だが、KOでも判定でも圧倒的にフルボッコにしてやろうと思っている」と強さを見せつける試合にすると意気込んだ。
会見欠席のタップロンは、メッセージを寄せ「僕はこの試合をとても楽しみにしています。皆さんもこのエキサイティングな試合を楽しみにしていてください。勝つよ」とコメントしている。
●編集部オススメ
・那須川天心が鈴木真彦と激突、那須川は「KOはマスト」鈴木は「一発当ててひっくり返したい」
・【大和ジム50周年大会】タップロンが肘打ちで大和哲也の鼻を折りTKO勝利
・K-1木村ミノルとRISE原口健飛の“KO王者”が夢のスパーリング「こんな圧力は初」(原口)「彼ならGLORY王者に勝てる」(木村)
・【RIZIN】ぱんちゃん璃奈が2度目のワクチンの副反応で救急車で搬送、顔面の腫れと呼吸困難、現在は回復
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!