【シュートボクシング】シーザー武志の長男・村田聖明、実弟倒したイモトとの王座戦は「兄の意地を見せて勝つ」イモトは「倒さないと勝てない」
12月26日(日)東京・後楽園ホールで開催されるシリーズ最終戦『SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival』。SB日本スーパーライト級王座決定戦を争う、同級1位・村田聖明(シーザージム)と同級2位イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)の試合直前インタビューが主催者を通じて届いた。
【動画】村田の豪腕!モハン・ドラゴン秒殺した力也を1R衝撃KO
村田はSBの創始者であるシーザー武志の長男で、第13代SB日本スーパーフェザー級王者。今年9月の前戦ではMA日本ウェルター級王者・力也にKO勝利し、現在7連勝と勢いに乗っている。
一方のイモトは今年2月、6連勝中のウェルター級ランカー・村田義光(聖明の実弟)からダウンを奪い判定勝利。さらに7月にはモハン・ドラゴンにも勝利し、今回のチャンスを得た。
村田は弟・義光を倒したイモトのリベンジに燃えているかと思いきや「(リベンジの気持ちは)ありません。多少は悔しかったのですが、僕は僕、弟は弟なので、特にムカついたりはせす気にしていません」と笑う。
しかし「弟は弟なりに頑張ってリベンジしてもらいたかったのですが、自分に出番が回ってきたので、しっかり兄の意地を見せて勝ちたいと思います」とイモトに対してよりも義光に兄の強さを見せつけたいようだ。
義光からのアドバイスも特になく「弟は右ストレートをもらってダウンしていて『まっすぐ伸びてくるよ』といったことぐらいしか聞いていません。僕からは特に聞いたことはなく、自分で考えて戦おうと思います」と互いに独立した1選手として見ている。
二階級制覇がかかりモチベーションも高いという村田は「パワーも付いてきたので倒せる自信もあります。イモト選手は打ち合うタイプの選手ではありませんが、面白くて盛り上がる試合をしたいと思います」と意気込んだ。
対するイモトは、村田がシーザー武志会長の息子ということについて「実際はそういうことはないのですが、僕の中では判定までいくと負けると自分に言い聞かせて、倒さないと勝てないという気持ちでいます。シュートボクシングはちゃんとポイントを取れる制度もあるのでそこも意識して戦いたいと思います」と明確な差をつけて勝利するつもり。
村田の印象については「長い距離でパンチを打ってくる選手で、自分もジャブを出して戦うタイプなので村田選手の戦い方を参考にしていました。そういう部分で昔から見ていた選手なので、苦手意識はありません。村田選手は打たれても前に出てくるタイプで、前に出てきてくれた方がパンチを当てやすいので、今回もどんどん出てきてほしいですね」と相手の圧力を逆に利用する。
今大会では同じジムの佐藤執斗がSB日本バンタム級王座決定戦に挑む。イモトは「僕一人だけベルトを獲っても正直なところ、意味がありません。僕だけが獲っても目標の半分だけしか達成していないことになります」と語る。
続けて「執斗が2年前の初代SB日本バンタム級王座決定戦で川上叶選手に負けた時に、絶対にベルトは2人で獲らないといけないと強く思い、今回このタイミングで決まったのは何かそういう巡り合わせだったのかなと思いました」と盟友・佐藤と2人での戴冠を宣言した。
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