【RIZIN】梅野源治「ヒジでぶっ倒す」と自信、ガーダムの挑発発言も一蹴

2022/10/21（金）UP
（最終更新：2022/10/21 18:34）

　10月23日（日）マリンメッセ福岡にて開催される『RIZIN.39』の[RIZINキックボクシングルール 61.0kg契約3分3R／ヒジあり]で対戦する、梅野源治（PHOENIX）とトレント・ガーダム（Tiger Muay Thai & MMA）が21日に個別インタビューに応じた。

【フォト】梅野のヒジが炸裂！対戦相手は眉間パックリで流血に

　梅野は現在の心境について「遂にRIZINでムエタイルール（肘あり）での試合ができるんだと言うワクワクした気持ちで楽しみ。不安もなく、自分の良さを披露したい」と嬉しさを滲ませる。

　対戦相手のガーダムについては「ベースがMMAの選手、ムエタイの試合も頻繁に行ってますし、ボクシングの試合もしているし、色々な競技に挑戦しているし、すごいと思う。ただ、技術レベルで言えば、大したことはない」と自身が格上であることを強調。今回のヒジ有りルールの試合でRIZINファンにもその魅力を学んで欲しいとした。

　試合展開は「ヒジでぶっ倒す」と自信満々の梅野だが、対戦相手のガーダムは先に行われたインタビューで梅野を挑発。
「自分が梅野の意識を刈り取る。もし梅野がヒジを使いたいのであれば、私に近付いてヒジを当てないといけない。その超近距離は私のボクシングのレンジでもあるので賢い選択ではない。もし梅野がMMAファイターに負けるようなことがあれば、彼はそれをずっと背負って生きていかないといけないし、そのまま引退してもいいんじゃないかなと思う」と発言したのだ。

　梅野にそのことを伝えると「今回に試合限らず、どんな選手でも負けたら終わりと思ってやっている。頑張って挑発したらいい」と、常にその覚悟で戦っているので、気になる発言ではないと一蹴。

　また、梅野のヒジの距離か、ガーダムのボクシングの距離かについては「相手は（至近距離で）3、4発の連打はしない。多分、飛び込んでくる。それしかできない。ヒジの距離になれば、パンチの威力は半減する。そうなるとフックやアッパーを繰り出すだろうが、このパンチだとヒジを当てやすい」と、相手がイメージする展開にはならないとし、「突っ込んできたところに、ヒジを合わせて、こちらが意識を刈り取ってやる」意気込んだ。

　梅野は元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者であり、ムエタイで数々の輝かしい実績を残してきた日本ムエタイ界の至宝。
　今年3月に開催された『RIZIN.34』にてキックボクシングルールで皇治と対戦し判定負けを喫した後、同7月に古巣の『KNOCK OUT』で大谷翔司と対戦。ヒジ打ちで相手の眉間をパックリと割りTKO勝利した。試合後「おいRIZIN見てるだろ？ お前らが見たい試合、ムエタイルールなら見せてやるから早くオファーしてこいよ、ヤバイだろ！」と叫び、今回のヒジ有りルールの試合が実現した。

　対するガーダムはムエタイとMMAで試合を行う二刀流ファイター。RIZINではこれまでMMAで参戦し、ビクター・ヘンリー、井上直樹らと戦った実力者。果たして、梅野が宣言通りにヒジでぶっ倒すのか。注目の一戦だ。

＜対戦カード＞
▼第6試合　RIZINキックボクシングルール：3分 3R（61.0kg）
梅野源治（PHOENIX）
vs
トレント・ガーダム（Tiger Muay Thai & MMA）

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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