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“RIZIN漢塾塾長”石渡伸太郎が検証、ロシア格闘術“システマ”でカーフキックや腹パンをダメージゼロに?

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2023/01/18(水)UP

RIZIN漢塾の石渡塾長が、システマに挑戦した(『石渡伸太郎YouTubeチャンネル』サムネイルより)

“RIZIN漢塾塾長”石渡伸太郎が17日、自身のYouTubeチャンネルで「システマを習えば腹パンをくらっても耐えられるのか検証してみた」と題した動画を配信した。
 ロシアの特殊部隊などが導入している格闘術“システマ”は、元ロシア軍特殊部隊将校のミカエル・リャブコ氏が創始したトレーニングシステムのことで、護身が軸になっている。石渡塾長は、システマを習うことでカーフキックや腹へのパンチでダメージを少なくできるかを検証した。

【フォト&動画】パンチもカーフフキックも効かない!?その極意

 今回の検証は、システマ東京の北川貴英代表に指導を仰ぎながら進んだ。参加したのは、石渡塾長、アキラ、原虎徹の3名だ。アキラは元々、システマを習わなくてもパンチが効かないというキャラクターを最後まで貫いたが、石渡塾長と原はシステマ流の力の逃がし方を北川代表に学んでいった。

 北川代表は、腹へのパンチのダメージの逃がし方について説明した。北川代表は「横から入ったパンチに対して横から力を逃がそうするとぶつかってしまうため、上下に力を逃がします」とイメージを伝えた。パンチが当たるタイミングで息を吐き、脱力して足や肩に力を逃がすようにするとダメージが軽減されるという。

 脱力した状態の北川代表の腹に拳を当てた石渡塾長は、「先生、水ですか? インパクトがなかった」と手応えがないことに驚いた。続いて原が腹を殴ると、肩で力を逃がしつつ波動をそのままカウンターのパンチで返す北川代表。自分で放ったパンチの衝撃をそのまま受けて、原が後方へ倒れる場面も見られた。

 また腹にパンチを受けてヒザへ力を逃がす場合も同様で、パンチを受けてヒザで力を逃がしながらカウンターの蹴りを入れた。

 石渡塾長は「カーフキックは無理ですよね?」と難題を投げかけると、「うーん、痛そうですね。でも蹴りを逃がすのも同じだから」とヒザ下の脱力で逃がす北川代表。石渡塾長は「蹴れない」と驚きの結果に。北川代表は「カーフキックは踏ん張るとダメージをもらってしまい、足を流すと身体ごと持って行かれて体勢が崩れてしまいます。だから足先で逃がすのが一番」とカーフを蹴られた瞬間にヒザ下を回転させて力を逃がしていた。

 またカーフキック対策として、あらかじめ戦う前にカーフを緩める方法を伝授した。実戦で使用するためには訓練が必要になりそうだが、原は「実際にMMAでも使えそうな身体のエッセンスになりそうです。脱力の大切さを知りました」と興味がある様子。原を筆頭に石渡塾長がMMA代表を務めるCAVE所属の選手が打撃耐性に強くなったならば、システマ効果があったことの証明となる。それを含めて、今後も注目していきたい。

▶次ページは、【フォト&動画】パンチの波動をカウンター返し、カーフキックのダメージ軽減する動き

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