【RIZIN】石渡伸太郎引退セレモニー「本当に幸せな格闘技生活でした」
第6試合終了後には石渡伸太郎の引退セレモニーが行われた。
石渡は元パンクラス王者でRIZINでは17年のバンタム級トーナメントで決勝に進出するも堀口恭司に2度目の敗北を喫し優勝を逃した。その後も“バンタム級四天王”の一人として活躍。首のヘルニアで欠場が続き、今年6月のRIZIN東京ドーム大会に2019年の大晦日以来、1年半ぶりの参戦。バンタム級トーナメント1回戦で井上直樹と対戦し、TKO負けを喫し引退を表明していた。
選手として最後の花道を進んだ石渡は、「本日はこのような最高の舞台で最後のご挨拶をさせて頂き、本当にありがとうございます。プロで約15年、39戦、戦ってまいりました。とにかく自分が強くなりたいという気持ちだけで格闘技を一生懸命やってきたんですけど、だんだん応援してくれる方が増えていって、どうやったら恩返しできるかを考えた時に、自分は那須川天心選手や堀口恭司選手のようにみんながアッと驚く動きはできなかったかしれません。だからその分魂を込めて、一生懸命戦いました」とこれまでプロとして15年突き進んできたと語った。
しかし「身体の限界が来てしまって引退を決意しました」と引退理由を報告。これまで首の怪我などにも苦しめられた。
「これからは形は変わりますが、このリング、格闘技界を盛り上げれるように頑張っていきます。本当に幸せな格闘技生活でした。これからの仕事のために上手く喋りたかったんですが、いろんな思いがこみ上げてきてすみません。とにかく伝えたかったことは今まで支えてくださった方、応援してくださった方、本当にありがとうございました」と客席のファンに向かい挨拶した。
高田延彦RIZINキャプテンから記念の花束を贈呈され、10カウントと選手として最後のコールを聞くと、石渡は深く礼をし現役を終えリングを降りた。
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