【UFC】マネル・ケイプ、まさかの試合“直前”中止に「オマエは臆病者だ」と激怒、前日計量では乱闘騒ぎも
3月25日(日本時間26日)に米国テキサス州サンアントニオにて開催中の総合格闘技イベント『UFCファイトナイト』のフライ級マッチ、マネル・ケイプ(29=アンゴラ)vs.アレックス・ペレス(30=米国)が大会当日の直前で中止になった。前日計量では乱闘騒ぎとなった試合が直前でのキャンセル。ケイプは自身のSNSで怒りを爆発させた。
実施直前のキャンセルとまさかの事態だ。中止の理由はペレスの医療・健康上の問題によるものだとし、その詳細は明らかにされていないが、何が起こったのか。
ケイプは中止決定後に自身のSNSを更新。「残念だが、私の対戦相手は写真撮影のためだけに計量に来ただけだった。(フェイスオフで)彼から自分に立ち向かう勇気を感じなかった。彼はここに来たくないと思い、恐怖を感じていることが分かった。アイツはアリーナに到着して、ウォームアップをして、残り3試合を前に諦めたんだ。私は戦場で、剣で相手を殺し剣で死ぬ戦士だ。しかし、オマエは単なる臆病者だ。臆病者は死ぬまでに何度も死ぬ」と、怒りを爆発させた。
今回の試合は前日計量でも乱闘騒ぎがあった。両者が無事に計量パスした後、フェイスオフでケイプがいきなりペレスの首の後ろに手を回し挑発。怒ったペレスはケイプを大きく突き飛ばした。するとケイプは「オマエがコソコソやるような奴だと知ってるんだぜ」と叫び、場内は騒然となった。海外報道によれば、ペレスサイドがケイプの練習をチェックしようとスパイのようにジムなどに関係者を送り込んでいたようだ。
ケイプにとっては今回の試合キャンセルは悔しすぎる事態だ。ケイプは現在ランキング6位で3連勝中と波に乗っている状態。一方のペレスは同6位で2連敗中。決して油断のできない相手だが、もしここで勝てば一気にタイトル挑戦が見えてくる。特にケイプにとっては大きなチャンスを掴む重要な試合だった。
再戦の日程についてはまだ発表されていないが、気持ちを切り替えたケイプが次戦でこの鬱憤を爆発させる姿に期待だ。
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