【ONE】平田樹、元RIZIN女王ハム・ソヒに判定負け、果敢タックルも完封される
ONE Championship
『ONE FIGHT NIGHT 8』
2023年3月25日(土・日本時間)シンガポール・インドア・スタジアム
▼アトム級
〇ハム・ソヒ(韓国)
判定3-0
●平田樹(日本)
平田は柔道出身で、AbemaTVのリアリティ番組『格闘代理戦争』3rdシーズンで優勝を果たしONEの出場権を勝ち取るとプロデビューから5連勝。6戦目にしてジヒン・ラズワンを相手に初黒星を喫したが22年8月にはリン・ホーチンを相手に復活勝利を挙げた。
対するソヒは鋭い打撃に加え、レスリング、グラウンドもハイレベルで揃えるオールラウンダー。DEEP、JEWELS、シュートボクシングなど日本のリングでキャリアを重ね、15年にはUFCにも参戦。19年からはRIZINで戦い、同年の大みそかで浜崎朱加を下しスーパーアトム級王座を獲得。翌20年10月にRIZIN王座を返上しONEへの参戦を果たし、現在8連勝中。
柔道仕込みの投げ技とアグレッシブなファイトスタイルで人気を集める平田だが、ONEの計量独特の尿比重をクリアできないこともあり、本来ソヒと対戦するはずだった昨年11月には3度目となる計量失敗で試合中止に。今回が仕切り直しの一戦となる。
1R、じりじりとプレッシャーをかけて左ストレートはソヒ、平田はタックルに行くが、ソヒはしっかりと切ってスタンドに戻す。再三タックルを仕掛ける平田だが、ソヒは余裕を持って切り、がぶった状態からパウンド、さらに立ち際にヒザも飛ばす。
2R、タックルを切られる平田だが引き込みからスクランブルへ持ち込み、ケージ際で両足タックルから尻餅をつかせる。だがソヒはケージに背を預けて立ち上がると突き放してスタンドに戻す。ソヒは左ストレート、左ミドルも当て、平田を下がらせる。
3R、スタンドで下がる平田に消極的ということでレフリーからイエローカードが出る。平田はケージに押し込んで、しつこくタックルに行くが、ソヒを寝かせることはできない。ソヒは膝立ちの状態から平田にコツコツパウンドを当てる。
終盤、平田は巴投げのような形でソヒに背中をつかせることに成功するが、すぐにソヒは立ち上がり試合終了。
判定は3-0でソヒ。平田が得意のグラウンドへ持ち込ませず打撃を当て続け、完封勝利で因縁の一戦を制した。
▶︎次ページは【フォト】平田樹とハム・ソヒの因縁のマッチ、激闘シーン!
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