“全米アマ13冠”191cmの大男、秒殺KO勝利「間違いなく世界王者になる」
6月16日(現地時間15日)米ラスベガスで行われたプロボクシング『デービスvsマーティン』のアンダーカード[スーパーミドル級8回戦]では、13度のアマチュア全米チャンピオンに輝いた身長191㎝のダニエル・ブランカス(22=メキシコ)が、強烈な左一撃で、1R 1分50秒KO勝利。
ブランカスは、今回のセミでWBC世界ライトヘビー級暫定王座を獲得したデビッド・べナビデスのスパーリング相手も務める新星。期待の声が高まっている。
【フォト・動画】左フック一撃ダウン!立とうとするも大の字KO!
ブランカスはべナビデスと同じくメキシコ系アメリカ人で、22年3月にプロデビューし。プロ戦績は10勝無敗(5KO)だ。
べナビデスと同じチームで練習し、コーチであるべナビデスの父も「彼は間違いなく世界チャンピオンになる才能がある」と太鼓判を押している。
今回の相手はアロ・シュワルツ(30=ドイツ)で、戦績は23勝15KO)8敗1分。
試合はブランカスが、べナビデスさながらのハイガードからのプレッシャー、ストレート連打のスタイルで攻める。
サウスポーの相手をコーナーに詰め、右のオーバーハンドから左を叩き込んだ!
打たれた相手は、ビクリと片足を跳ね上げると、そのままロープをずるずると滑り落ちダウン。立ち上がろうとするも力尽き、再びうつ伏せの大の字に。レフリーが試合を止めた。
見事1RKO勝利したブランカスは「今年はデカいことをやってやる」と大きなステップアップを示唆する。
”チーム・べナビデス”期待の新人の今後に注目だ。
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