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【試合結果】デービスが左の一撃でKO!マーティンは仰向けに倒れ立ち上がれず

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2024/06/16(日)UP

デービスが左フックで豪快KO勝利!@premierboxingより

 6月16日(日、現地時間15日)米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナにてプロボクシング[WBA世界ライト級タイトルマッチ]が行われ、王者ジャーボンテイ・デービス(29=米国)が同級2位のフランク・マーティン(29=米国)を8R、1分29秒、豪快な左フックでKO勝利。マーティンは仰向けに倒れ、立ち上がれなかった。

【フォト&動画】このKOの瞬間!スロー映像も公開

 両者は約4年前にメイウェザーのジムでスパーリングを行っており、その時にまるで”レスリングのような”喧嘩となり、スパーリングが中止された因縁を持つ。昨日の計量でも舌戦を繰り返した。

 試合は互いにサウスポーの構え。デービスが圧力をかけながら鋭いジャブを打つ。マーティンはボディを中心に力強いワンツーを放つなど積極的に攻め左ストレートをヒットさせる。

 2R以降もマーティンは軽快なフットワークから手数を打ち3Rにはデービスの顔がやや赤くなりはじめる。

 4Rからデービスの連打が早くなる。ボディをヒットさらにマーティンの左を流してデービスが左アッパー!間一発でかわすマーティン。

 6R、デービスはラッシュでマーティンはロープを背にする場面が目立つ。
 7Rには、さらに前に出るデービス。ロープ際で左の打ち下ろしを連打。さらにワンツー、アッパーと立て続けに攻める。ガードするマーティンだがダメージが蓄積しそうだ。

 そして8R、相変わらず前に出て攻めるデービス、ロープ際で左アッパーでぐらつかせると、左の打ち下ろしのフック!マーティンは仰向けにダウンし立ち上がれず、デービスがKOで防衛に成功した。

「出遅れた。試合を進むにつれて取り戻した、彼は動き回るのはわかってた。しばらくターゲットにしてやった」と余裕の発言。次戦についてはロマチェンコか、スティーブンソンか、クルスかと聞かれると笑顔を見せながら「僕のレーダーに引っかかる人」と語るにとどめた。

 世界ライト級王者にはWBAがデービス、WBCはシャクール・スティーブンソン、IBFはワシル・ロマチェンコ、さらに1階級上に過去最もデービスを苦しめた現WBA世界スーパーライト級王者アイザック・クルスがいる。次にデービスと戦うのは果たして誰か。

 この試合のハイライト動画がPremier Boxing ChampionsのYouTubeにアップされると、そのコメント欄には「絶対的な野獣だ」「30戦28KO(勝利)はクレイジー」「戦闘IQが桁外れ」「彼は過小評価されているがパウンドフォーパウンドだ」とデービスを称賛する声が上がった。

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