井岡に勝利のマルティネス「かなりボディは効いた」意外な試合展開に驚き

2024/07/07（日）UP
（最終更新：2024/07/07 22:57）

　7月7日（日）東京・両国国技館で行われた［WBA・IBFスーパーフライ級王座統一戦］で、WBA世界同級王者・井岡一翔（志成）に判定3-0で完勝したIBF世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス（アルゼンチン）が、試合後インタビューに応じた。
　マルティネスは井岡のボディ攻撃が「かなり効いた」と明かし、想定外の試合展開だったとも明かす。

【フォト】マルティネスが「効いた」という井岡のボディ！身体がくの字に

　試合は1Rからマルティネスが接近して、強烈なコンビネーションを連打。しかし井岡も接近戦に応じては左ボディを効かせる。
　しかし、その後もマルティネスがフック、アッパーで井岡の顔を跳ね上げ続け、圧勝した。

　マルティネスは試合後インタビューで、試合展開について「1R目は待とうと思ったが、相手が出てきて驚いた。ボディが1Rから入ってきて、防御をしようと思ったが、かなりボディは効いた」と、井岡の積極性やボディの威力に驚く。

　しかし「修正を加え、戦い方を変えていった」と対応していったと言う。

　また「12Rやるつもりで十分な練習をしてきた。全てのラウンドでポイントを取っていかかないと、競った試合なら負けると思った」とアウェイで戦う覚悟を決めてきたと言う。
　そして「かなりのコンビネーションパンチを出したよ。持てる力を全て出した」と出し切ったと満足気だ。

　井岡については「本当にチャンピオンの中のチャンピオン。グレートなチャンピオンで、井岡のパンチも多くコネクトした」とリスペクトを示した。

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