井岡一翔が判定負けで陥落!無敗王者マルティネスが嵐のような剛腕で2団体統一
7月7日(日)東京・両国国技館にて行われた[WBA・IBFスーパーフライ級王座統一戦]では、WBA世界同級王者・井岡一翔(志成)が、IBF世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に3-0(116-112,117-111,120-108)判定負け。無敗王者マルティネスが2団体統一した。
【フォト】井岡の顔が跳ね上がるも、マルティネスにボディを効かせる!激闘の様子
井岡は昨年大晦日にホスベル・ペレスに7回KO勝利し、初防衛に成功。
対するマルティネスは22年2月、9度の防衛に成功していたヘルウィン・アンカハスに判定勝利し王座獲得、アンカハスとのダイレクトリマッチと2度目の防衛戦にも勝利している。
試合は1R、マルティネスが声を出しながら、怒涛の左右フックで前に出るも、井岡の左ボデイが入り、マルティネスが下がり出す。
しかし2Rからはマルティネスの嵐のようなフックが復活。井岡も左ボディを当てるも、マルティネスの強烈な左、さらに左右アッパーで井岡の顔が上がり続ける。
4Rからは井岡が前に出るも手が出ず、マルティネスがアウトボクシングに変え、変わらず強烈な顔面への連打。井岡も時折、ボディでマルティネスの動きを止めるも、マルティネスは少休んでは攻撃を復活する。
井岡のボディ攻撃にも、マルティネスが接近戦からの右の打ち下ろしの連続。7Rには井岡が下がり続ける。
10Rには井岡も大振り気味に打ち合いに応じるも、マルティネスのヒット数が圧倒する。
11R終了時にはマルティネスが勝利を確信したか、早くもアピール。最終12Rには足を止めての激しい打ち合い!井岡は最後まで果敢に前へ出ては手を出し続けた。
判定は3者ともにマルティネス。マルティネスが2団体統一に成功した。
マルティネスはマイクで、井岡に対し「本当にチャンピオンの中のチャンピオン。経験が生きたチャンピオンだったと思う。だから4階級制覇したのだと思う」とリスペクト。そして「私は持てる力を全て出した。私が望んだ戦い方だったと思う」と満足気に両手を掲げた。
井岡は王座陥落で帰りの花道で涙した。今後の動向にも注目される。
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