井上尚弥、ネリ戦でのダウンで「また強くなれた」”変化したボクシング”見せる
9月3日(火)東京・有明アリーナで開催されるプロボクシング[4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ]の事前記者会見が31日横浜で行われ、王者・井上尚弥と、挑戦者で元IBF同級王者テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)が出席した。
井上は前戦5月、ネリ戦での1Rダウンを経験し「また強くなれた」と語り、3日は新たな変化も見せると言う。
井上は27勝(24KO)無敗、米RING誌のPFP(パウンドフォーパウンド)ランキングでも現在2位で今回が同級で4戦目。
対する挑戦者、TJドヘニーは26勝(20KO)4敗で元IBF世界スーパーバンタム級王者、現在3連続KO勝ちで5年ぶりの世界王座復活を狙う強打のサウスポーだ。
井上は会見で「トレーニングを順調にこなすことが出来、すごく良い状態。4団体の防衛戦が出来ることに誇りを持ち、3日は必ず自分の中で納得する試合をこなしていきたい」と意気込んだ。
ドヘニーの公開練習では、父である真吾トレーナーが”近い距離での打撃戦に応じないのでは”と警戒していた。
そうなったらどうするかとの問いに、井上は「ここで作戦言っちゃいますか?」と笑いつつ「その場の流れというか、まずは作戦通りというか。しっかりプランを立てているので、その通り戦いながら、状況を把握しながら戦う」と戦略を元に柔軟に対応すると言う。
5月の前戦、井上はルイス・ネリに6RKO勝利も、1Rその接近戦で初のダウンを奪われている。
井上はネリ戦でのダウンについて問われると「その対策はないが、あの1Rがあったからこそ自分はまた強くなれたし、ボクシングへの向き合い方も変わった。感覚的にも凄く成長したし、良い経験が出来た」と前向きに捉える。
そして「それをプラスに出来るように、3日は慎重に、変わったボクシングを見せたい。自分自身が理想とする1R目の入り方を考え直し、3日はそれを徹底してやりたい」と、また1つ進化した戦い方を見せると宣言した。
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