2025/07/05（土）UP
（最終更新：2025/07/05 17:06）

2009年6月、当時トランプ氏が出資していたMMA団体「アフリクション」の記者会見にて(c)getty

　トランプ米大統領が4日（日本時間）に中西部アイオワ州デモインでの集会演説で、世界最高峰の総合格闘技イベント『UFC』をホワイトハウスで実施する計画があることを発表した。元UFC2階級制覇王者のコナー・マクレガー（アイルランド）や先日に引退を発表したジョン・ジョーンズ（米国）らが参戦に興味を示している。

【動画】トランプ大統領、ホワイトハウスでのUFC開催計画を発表！

　トランプ米大統領は2026年7月4日の建国250周年を前に、これから実施する関連記念行事として、ホワイトハウスの敷地内でUFCの試合を開催する意向があることを明言。観客数は最大2万5000人をイメージしているという。

マクレガーはチャンドラーとのツーショットを掲載、対戦を匂わせ＠thenotoriousmmaより

　トランプ大統領は20年以上前からUFCと親交があり、最近ではビッグイベントには必ずと言っていいほど来場し、ケージサイドで観戦する姿が見られている。また、UFCのダナ・ホワイト社長も昨年11月に実施されたトランプ氏の立候補集会に登壇し、応援スピーチを行なっているほどの仲。今回の計画も実現する可能性は、かなり高いはずだ。

　この大発表に、UFC選手が次々と反応。中でも、マクレガーは今年3月にトランプ大統領と接見した際のツーショット写真を自身のXに掲載し「是非私も参加させて欲しい」とラブコール。さらに連投し、対戦が長く保留状態となっている米国人ファイター、マイケル・チャンドラーとの写真を掲載し「争いが解決される唯一の場所、ホワイトハウス」と参戦をアピールした。

　また、6月末に引退を発表したばかりのジョーンズもこの“ホワイトハウス大会”への関心を匂わせるメッセージを自身のXに投稿。UFCのドーピング検査の対象になったことを明かし、再びオクタゴンに上がる可能性があることを示唆した。

　選手たちのアピール合戦は今後も続くと思われるが、果たして誰が出場するのか。今後の動向にも注目だ。

▶︎次ページは【動画】トランプ大統領、ホワイトハウスでのUFC開催計画を発表！