2025/07/17（木）UP
（最終更新：2025/07/17 19:04）

デビッド・ヒメネスが現地キルギスで練習を公開

　7月20日（日）にキルギスのビシュケク・アリーナにて行われる『3150×LUSHBOMU vol.7』のWBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦に向け、WBA世界スーパーフライ級暫定王者のデビッド・ヒメネス（33＝コスタリカ）が現地で練習を公開。対戦相手・健文トーレス（37＝TMK）との一戦を控え、ヒメネスはあえて逆構えの“サウスポー化”でかく乱を狙い、「全ラウンド手を出し続ける」と気合十分に宣言した。

【フォト】試合直前！ヒメネスのシャドー＆サンドバッグ打ち

　13日にキルギス入りし、現地での滞在も4日目となったヒメネスは、練習前のインタビューで「キルギスの人たちは皆が優しいし、良い方ばかりで、気候もちょうど良い。また、このような素晴らしい機会を与えていただいたプロモーターの亀田さん、3150×LUSHBOMUさんには感謝しております」と、キルギスへの好印象と関係者への感謝を述べた。

練習前の会見で、良い仕上がりだとコメントしたヒメネス（左）

　今回の試合の勝者はWBA世界スーパーフライ級正規王者のフェルナンド・マルチネス（34＝アルゼンチン）への挑戦権を得ることになる。

　現在のコンディションについて、トーレスは「15ラウンドの長いラウンドのスパーリングも取り入れて、とても良いトレーニングができている。良い仕上がり」と順調に調整できているようだ。トーレスの印象を聞かれると「トーレスの試合映像はたくさん見て研究してきた。トーレスはとても良いボクサーだと思います。でも自分は様々な良いボクサーたちと戦ってきたし、この試合が特別ではなく、今までのどの試合も重要な試合として戦ってきた」と語り、あくまでも今までの試合と同じで特別な試合では無い事を強調した。

　この試合の後の目標を問われると「この試合に勝利して、（WBA正規王者の）マルチネスや（WBC王者の）ロドリゲスと戦って、自分がこのスーパーフライ級最強であることを証明するとともに、コスタリカのボクシング史に残る歴史的な選手になりたいと思っている」と早々とトーレス戦の先を見据えた目標を語った。