【ボクシング】健文トーレス「敬意を払いながらもぶん殴る」暫定王者ヒメネスとキルギスで激突=7.20
7月20日(日)にキルギスのビシュケク アリーナにて開催される『3150×LUSHBOMU vol.7 in キルギス』の会見が、24日に都内にて行われ、そのイベント概要と全対戦カードが発表された。メインイベントでは、WBA世界スーパーフライ級暫定王者のデビッド・ヒメネス(33=コスタリカ)と同級10位の健文トーレス(37=TMK)によるWBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦が行われる。
会見に出席したトーレスは「僕はこの一年間、毎日ボクシングのことだけを考えて生活してきました。この試合に向けて、自分はボクシングだけのことを考えて、自己管理をして、毎日のように対戦相手のヒメネスのことを考えて生活しています。暫定王者ですが世界王者であるヒメネス選手に敬意を払いながらも、ぶん殴ります」と試合への意気込みを語った。
トーレスとは幼馴染の関係もある亀田興毅ファウンダーは「健文(トーレス)にとっては年齢的にも落とすことのできない試合だと思います。勝てば次は世界戦、負ければ終わりを意味するぐらい重要な一戦です。昔、健文と一緒に練習していた時から、健文は才能があって、絶対、世界王者になると言われていました。直近は世界ランカー1位の選手に2回連続で勝利しているし、実力はある選手です。あとはリングで結果を出して欲しいですね」と昔から知るトーレスへ期待を込めたメッセージを送った。
この試合に勝てば、同級正規王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)への指名挑戦権を得ることになる。運命の一戦、トーレスは勝利を掴むことができるか。
さらに、セミファイナルにはパリ五輪57キロ級銀メダリストでキルギスの国民的英雄であるムナルベク・セイトベク・ウル (29=キルギス)のプロデビュー戦となる6回戦、第6試合にはリオデジャネイロ五輪ライトフライ級・パリ五輪51キロの2大会で金メダルを獲得している WBAミニマム級8位のハサンボーイ・ドゥスマトヴ(32=ウズベキスタン)が出場する8回戦、第5試合には東京五輪フライ級銅メダリストのサケン・ビボシノフ(27=カザフスタン)のプロデビュー戦となる6回戦がそれぞれ予定されている。
その他にも、花田颯(22=KWORLD3)、入田力斗(21=ワタナベ)、佐々木る玖(22=KWORLD3)の日本のホープたちがキルギスのアマチュア実績豊富な選手たちと対戦するキルギスvs日本の対抗戦3試合も組まれた。
亀田ファウンダーは、アンダーカードに出場する五輪メダリストたちに対して「素晴らしい実績を持つ選手たちがこのイベントに出場してくれることになりました。キルギス、ウズベキスタン、カザフスタンなどの中央アジアには強い選手がたくさんいるので、『3150×LUSHBOMU』リングで、その選手たちのボクシングを皆さんに見ていただきたいですね」と出場予定の五輪メダリストたちについて語った。
また、キルギスvs日本の対抗戦に関しては「出場するキルギスの選手たちのほとんどがプロデビュー戦ですが、アマチュアボクシングのキャリアが豊富な選手たちです。対する日本も日本ランカーや、日本ランカークラスの実力者たちです。第一回目となるキルギスvs日本の対抗戦にもご注目ください」とアピールしていた。
亀田ファウンダー、健文トーレスと共に会見に同席した駐日キルギス共和国特命全権大使のエルキンベク・オソエフ氏は「この度は、このようなキルギスと日本の国際的な友好イベントを開催いただけることに対して、亀田ファウンダーはじめ、関係者の方々に感謝しております。3150×LUSHBOMUのようなスポーツイベントの開催は、キルギスの健康的なライフスタイルの発展、若者へのスポーツ普及、日本とキルギスの文化交流の強化に貢献していただけると思います。皆様のキルギス共和国へのご訪問を心よりお待ちしております」とキルギス側の立場で今大会へエールを送った。
▶︎次ページは【動画】衝撃!健文トーレスが元王者ガバリョを初回KO
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