【シュートボクシング】山田ツインズ、安本晴翔が“S-cupは自分が主役”バチバチの展開に=8.9後楽園
8月9日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.4』の追加対戦カード発表記者会見が、17日、都内会場にて行われた。S-cup出場権をかけて出場するSB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)、同スーパーバンタム級王者の山田虎矢太(シーザージム)、そして第6代RISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)の3選手は、それぞれ強豪タイ人との対戦が決まった。
会見に登壇したシーザー武志会長は、3選手の対戦相手が全員タイ強豪になったことに対して「山田兄弟に関しては、みんな警戒して名乗り出てこなかったと聞きました。ファンは、格闘家が強いやつに挑戦する姿に感動するわけで、ヤバイから出てこないとか、悔しかったら出て来いという気持ちです」と苦言を呈しつつ、「そんな中で出てくれた安本君は、漢だなと思いました」と勇気を出して挑戦する安本を称えた。
そして緒形健一代表が対戦相手を発表。なんと山田ツインズの相手は、ムエタイのツインズに決まった。兄の彪太朗は、デウン・ジットムアンノンと激突。虎矢太はダウ・ジットムアンノンと対戦する。双子だけありスタイルも似ているといい、どちらも「蹴り主体のザ・ムエタイという印象」と山田ツインズは口を揃えた。「どちらがどちらか分からないので、僕たちもそう思われているんだなと思いました」と彪太朗が笑いを誘う場面も。
安本の相手は、ONEでも活躍するサタントン・チョー.ハパヤック。ONEで敗北経験がある安本は「SB、そしてONEの選手にも負けているので、借りを返すではないけど、すべてを取り返しにきた」とRISE王者のプライドをかけて戦うと明かした。
今回はS-cup出場の査定試合となるが、シーザー会長は「打つ・蹴る・投げるを体現してもらいたい」と3選手に期待をかけた。
歴史あるS-cupは、今回が57.5kgでの開催となる。同タイトルへの思いについて彪太朗は「今までは70kgとか65kgの中量級で行われたのが、初めて57.5kgでやるということで、僕がフェザー級チャンピオンだから開催されると思っています」とコメント。それを聞いていた虎矢太は「僕が階級を上げたから、盛り上がるので開催されることになった」と兄の意見を否定。ここで安本は「僕もいるからです!」と割って入りバチバチの展開に。
3選手が揃って出場を決めれば、安本vs山田ツインズの夢のカードが実現するが、同時に兄弟対決になる可能性もある。
彪太朗は「できれば2人で違う階級の世界チャンピオンになりたかったんですけど、双子なので同じ階級になってしまいました。願わくば決勝で虎矢太と戦いたい」と明かし、虎矢太は「兄弟同士が殴り合う残酷な試合ではなく、シュートボクシングの魅力を伝えたい。僕たちならできると思っています」と自信を見せた。
まずは、査定試合に勝つことがS-cupへの最初の関門となる。はたして3選手は、11月のS-cupへ駒を進めることができるのだろうか。
<3選手の近況>
山田ツインズ・兄の彪太朗は、SB日本フェザー級王者。今年2月のSBではONEにも出場経験のあるルエル・カタランに2R KO勝利を収め、4月のSB日本フェザー級タイトルマッチでは川上叶を判定で下して、王座初防衛に成功した。現在9連勝中。
山田ツインズ・弟の虎矢太は強打を武器に連勝を重ねるも、昨年3月の『RISE ELDORADO 2024』大森隆之介に初の敗北にしてKO負け。その後3連勝し今年2月のSBで川上叶に判定で敗北も、6月大会で実力者の魁斗を1R TKOで葬り、強烈なインパクトを残している。
安本は、幼少期からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。プロデビュー後はWBCムエタイ日本統一フェザー級王座など4冠を獲得した。昨年10月、門口佳佑が保持するRISEフェザー級王座に挑戦し、悲願のRISE王座を獲得。今年1月には、中国ワン・シャンチンから判定勝ち。5月には國枝悠太を1RKOで下した。
<追加対戦カード>
▼59.0kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
vs
デウン・ジットムアンノン(タイ/PROムエタイフェザー級王者)
▼59.0kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)
vs
デウン・ジットムアンノン(タイ)
▼57.5kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
安本晴翔(橋本道場/RISEフェザー級王者)
vs
サタントン・チョー.ハパヤック(タイ)
▼62.5kg契約オープンフィンガーグローブマッチエキスパートクラスルール3分3R延長無制限R※ヒジ打ち有り
手塚翔太(Sublime guys GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーフェザー級1位)
vs
クリスチャン・グイド(アルゼンチン)
▼52.5kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
小林大樹(龍生塾/SB日本フライ級2位)
vs
竹野展生(風吹ジム/初代S-BATTLEフライ級王者)
▶次ページは、【動画】山田彪太朗が強烈ワンツー!相手は戦意喪失の瞬間
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【シュートボクシング】笠原弘希がSB凱旋、山田ツインズ揃い踏み!安本晴翔や高橋幸光も参戦=8.9
・【SB】海人、GLORY1位の強豪に後半追い上げる激闘も厳しい連敗、山田虎矢太が魁斗に一撃KO勝利!
・“グラドル界一”脚の長いラウンドガール、プールで白から小麦肌に変身した姿を公開!今晩SB大会へ登場
・【SB】ラウンドガール7人が”ハイレグ”新衣装で登場!Y字襟に透けた素材
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!







【10月・ベストファイター】決勝、顔面ヒザ蹴りKO!”カザフの怪物”キンザースキーが、新極真会全日本優勝、克服した”意外な”課題

