【RISE】白鳥大珠、タイの“虎の穴”で揉まれ変身!「怖い僕を楽しみに」次戦は“バンナ似”二段蹴り男
8月2日(土)『RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』(東京・大田区総合体育館)では、RISEスーパーライト級王者・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が参戦。“ジェロム・レ・バンナ似”のISKA世界王者アンディ・ターランド(イングランド)と対決する。22日、白鳥は公開練習を行い、タイ修行で掴んだ「生物的強さや、荒々しさ」を見せると“変身”宣言した。
【フォト&動画】“バンナ似”ターランド、試合に向けムキムキ!恐怖の二段蹴りでダウン奪取も
公開練習ではパンチ主体のスパーリングを披露した白鳥。リーチを生かした、下がっての攻撃を行うことも少なく、相手の連打に、打ち合いの距離でさらにハイスピード連打で返していった。
白鳥は今年3月にスーパーライト級王者となり、2階級制覇。その後、GLORY×RISEの合同トーナメントである[LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT]に向け、タイ・パタヤのヴェナムトレーニングキャンプで約1か月の修行を行った。
ヴェナムはタイ国内からはタワンチャイやナビル・アナンらが訪れ、さらに世界各国から強豪が集まる“虎の穴”だ。なんとそこで白鳥は最初、「ガチスパーリングで、ロシア勢の標的」になったという。
スパーリングの時間は「同じ階級から上の階級まで、指名制でどんどん“やろうよ”と声をかけてくる。マスができる選手もいるが、そのチームは全員ガチで来た。向こうのトレーナーから次々指名されて、次々にガチガチで来る」と、明らかに白鳥と分かっていて来たという。
そして「“試されてる”と思い、なめられるわけにいかない。お互い良いパンチを入れ合ったり、クラッと来た瞬間もあった。もう試合の感覚で、やられたらやり返す」と激しいものだったという。
続けて「特に強かったのは(ONEで)与座(優貴)選手と戦った、オスマノフ。その弟もいて、違ったタイプだったけど、これも強かった。(今年1月に武林風で)朝久(裕貴)選手をKOした選手(※ジョルジ・マラニア)も」と、強豪たちとガチスパーを繰り返した。
「自分に足りない部分が分かった」という白鳥。それは「生物的強さや、荒々しさ…。自分にも足していってもいいのかもと思えた」と、野性味をプラスすることを考えたという。
そして、キャンプ中のスパーリングでも「やられてもいいかと、“今までにない部分”を出してやってみた。だいぶ外国人慣れもした」と、収穫は大きかったようだ。
白鳥は[LAST FEATHERWEIGHT]トーナメントではシード枠。1回戦はないが、その代わりに今回の一戦が待ち受ける。
相手のターランドはISKAフリースタイルルール世界ウェルター級王者で、パンチやヒザで前に出ては、瞬速の二段蹴りでもKOする油断ならない強敵だ。ちなみに白鳥はカード発表会見で「レジェンドのジェロム・レ・バンナとの試合が決まりました」と冗談を飛ばすほど、バンナ似な外見も迫力がある。
相手の印象については「ガツガツ身体でくるタイプ」というが、「捌くのも大事なんですけど、逆にこっちがプレッシャーをかけ、行けないようにもしたい」と先手で圧力をかけるともいう。
「相手に恐怖を与えるのがすごく大事。世界のトップは、対峙して“危ないな”と思わせるものを持っている。自然と出せるよう身につけられたら」と、今回のキャンプで学んだものを出せたらという。
最後に「今までと違った、怖さを取り入れた自分、怖い白鳥大珠を楽しみにしてください」とニヤリ。強豪相手に、一皮むけた王者の姿が見られるか。
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