2025/07/26（土）UP
（最終更新：2025/07/26 18:26）

伊澤（左）はシン・ユジン（右）の850gオーバーに怒りの表情（『RIZINオフィシャルYouTubeチャンネル』）

　7月27日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の前日計量が、26日（土）都内にて行われた。RIZIN MMAルール：5分 3R（52.0kg）で対戦する、RIZIN女子スーパーアトム級王者・伊澤星花（Roys GYM/JAPAN TOP TEAM）は51.45kgでパスしたものの、シン・ユジン（韓国/Bon Jiujitsu Songtan）が52.85kgとまさかの850gオーバー。この結果、ユジンはレッドカード1枚でスタートし、伊澤が勝った場合のみ試合が成立することとなった。

【フォト】伊澤の仕上げたボディ、ユジンはスポブラ姿で計量オーバー！怒りのフェイスオフ

　当初、女子スーパーアトム級タイトルマッチRIZIN MMAルール：5分 3R（49.0kg）として同級王者の伊澤がユジンと対戦する予定だったが、ユジン側からの要望で52.0kgキャッチウェイトのワンマッチへ変更。このタイトルマッチ消滅と体重変更については、昨日25日の個別インタビューで、緊急にRIZINの榊原信行CEOが説明し、その後プレスリリースでも発表された。

明日は喧嘩すると宣言の伊澤

　発表では、7月22日（火）にシン・ユジン側より「減量がうまく行かず、契約体重の49.0kgは難しい」と連絡があり、伊澤星花側と話し合いの結果、52.0kgキャッチウェイトのワンマッチで両者合意。この試合は女子スーパーアトム級タイトルマッチから52.0kgキャッチウェイトのワンマッチへ変更されていた。

　ユジンはRoad FCからの刺客で、MMA戦績は5勝無敗1分、ボクシングベースの強打の持ち主でRoad FCでもタイトルコンテンダーとして活躍してきた。

　昨日の個別インタビューで、伊澤は「骨を折る」とユジンに対しての怒りを表に出していたが、本日の計量では相手から提示された52kgを850gオーバーというまさかの結果に。

ユジンはひたすら謝罪した

　ユジンは「体重をオーバーしてしまったことを、みなさまにお詫びいたします。それにも関わらず伊澤選手が受けてくれまして、感謝しています。明日は素晴らしい試合をお見せできるように最大限の努力をいたします」と頭を下げた。

　険しい顔で睨みつけていた伊澤は「体重を譲歩していたにも関わらず、オーバーしてきて。プロでも何でもないと思っています。でも明日は喧嘩祭りなので、体重なんて関係ないと思っています。しっかりとバッチバチの喧嘩をしてRIZINに出てきたことを後悔して、もう二度と出さないようにしてあげます。こういう選手を送り込んでくるRoad FCもあり得ないので、団体ごとぶっ潰したいと思っています」と宣言した。

　明日は、伊澤の怒りが爆発する女の喧嘩祭りも見られることになりそうだ。

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