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【修斗】現役パンクラス王者・清水清隆が貫禄の勝利!セミファイナルで美木航が一本勝ち

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2011/04/01(金)UP

サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
SHOOTOR’S LEGACY 02
~東北地方太平洋沖地震支援チャリティー~」
2011年4月1日(金)東京・新宿FACE
開場18:00 開始19:00

▼メインイベント(第6試合) バンタム級 5分3R
○清水清隆(SKアブソリュート/第2代フライ級キン
グ・オブ・パンクラシスト)
一本 2R3分16秒 ※スリーパーホールド
●KODO(修斗GYM神戸)

 パンクラスの現役王者として修斗に参戦する清水がメインイベントに登場。対戦相手のKODOは過去に山本“KID”徳郁の代役としてDREAMのリングに上がったこともある選手だ。

 1R、構えを細かくスイッチする清水に対して、KODOが右ストレートを伸ばす。清水はその打ち終わりを狙って両足タックルでKODOをテイクダウン。インサイドガードの状態からコツコツとパンチを落とす。

  KODOがガードポジションから足をのぼらせると、清水はKODOの足を担ぐようにパスガードを狙い、KODOの頭をがぶってコントロールする。

 この状態で清水はKODOの肩にヒザ蹴り。さらにKODOがマットに手を着くと、その手を踏みつける。KODOが何 とか頭を起こして立ち上がると、清水はジャブとインロー。KODOも右ロー、右ストレートを返す。そして再び清水が両足タックルでKODOからテイクダウ ンを奪い、コツコツとパンチを落とす。

 2R、ローを蹴り合う展開から、清水が左ローと左ミドル。KODOも右ストレートから飛び込んで左フックを返す。清水はそこに片足タックルを合わせて、KODOをコーナーまで押し込む。

  ここでKODOが背中をコーナーに預けて立ち上がろうとすると、清水がKODOのボディに強烈なヒザ蹴り! 清水がKODOのバックに回りこんで腕十字を狙うが、KODOは清水の体を前に落とすようにして立ち上がる。

 スタンドでの再開後、インローと左ミドルで距離を測る清水。KODOの右ストレートに片足タックルを合わせると、そのままKODOのバックへ。

  立ち上がろうとするKODOをグラウンドに引きずり込み、そこからスリーパーホールド! これでKODOからタップを奪い、清水がパンクラス王者として実力を見せ付けた。

  試合後、リング上で「(気分は)最高です! KODO選手は大舞台も経験している選手で強かったです」と語った清水。「僕は修斗の選手、漆谷(康宏)選手 とマモル選手に借りがあるんですけど、その借りを返さないと次には行けないと思っています。頃合いを見て、(2人と)やりたいと思います」と、過去に敗れ ている漆谷・マモルへのリベンジをアピールした。


▼セミファイナル(第5試合) ライト級 5分2R
○美木 航(和術慧舟會RJW)
一本 2R4分6秒 ※横三角絞め
●大野“虎眼”堅良(総合格闘技ゴンズ)

 クラスA昇格が目前とされている美木が、先日の修斗九州大会で勝利したばかりの大野と対戦。

 1R、サウスポーの美木は大野に右フックを空振りさせて組み付くと、そのまま大野をテイクダウンする。美木はトップ ポジションをキープしながら大野のボディと顔面にパウンド。立ち上がろうとする大野を寝かせて、インサイドガードの状態から背筋を伸ばして強烈なパンチ、 パスガードを狙いながらボディにヒザ蹴りを入れる。さらに美木はサイドポジション、マウントポジションからパンチを落とす。

 2R、ここも右フックで前に出る大野。しかしそこに美木がカウンターで左のヒザ蹴り! 大野はそれをキャッチしてテイクダウンを狙うが、美木はすぐに立ち上がる。そして大野の投げを潰して、自分がグラウンドで上のポジションを取るとインサイドガードからパウンド! 

  サイドポジションに移行してパンチを落としつつ、上四方固めの状態からスリーパーを狙う。これはディフェンスされた美木だったが、今度はアームロックから横三角絞め! これががっちりと入り、大野からタップを奪った。


▼柔術スペシャルマッチ 5分1本勝負
○佐藤ルミナ(roots/初代環太平洋ライト級王者)
ポイント6-2
●勝村周一朗(リバーサルジム横浜グランドスラム/第6代世界フェザー級王者)

 大会直前に急遽決定したルミナと勝村による柔術スペシャルマッチ。試合は先に勝村が引き込み、一度はスタンドの展開 に戻るが、再びガードポジションを取って、下から道衣を使って絞めを狙う。ルミナが立ち上がってパスガードを狙うと勝村は立ち上がる。自らガードポジショ ンを取ったルミナは勝村の体をひっくり返して2ポイントを先取。

 上のポジションを取り返した勝村に対し、ルミナはガードポジションから絞め技を狙いつつ、再び勝村の体をひっくり返して、さらに2ポイントを追加する。タックルで起き上がろうとする勝村。ルミナは立ったままバックを取る。

  それを前に落として上のポジションを取る勝村。お互いにリバーサルで2ポイントずつ奪い合い試合終了。ルミナがポイント6-2で勝村を下した。スペシャルマッチ後、2人はそれぞれ次戦、そして被災地の人々へ向けてメッセージを送った。

「(試合の感想は?)疲れました。慣れないことはするもんじゃない(苦笑)。総合ルールでやると、昨日も練習でルミナ さんにKOされているので、人前で倒されるのは嫌なんで、柔術にしてもらいました。(4・29東京ドームシティホール大会へ向けて)地震のこととかあっ て、一昨日、気仙沼に行かせもらって、感じることがありました。でもそれはそれ、これはこれでリングの中ではいいところを見せたいんで、試合は試合で頑 張って、しっかり勝ちます。そしてまた現地にも行きたいし、自分たちが出来ることを力を合わせてやりたいと思います」(勝村)

「(試合の感想は?)あんまり勝っている感じはしていなくて、疲れたって感じです。柔術は難しいでけど楽しいです。

(4・29東京ドームシティホール大会へ向けて)まだ対戦相手は決まっていないですけど、日本がこんな状況になって、少しでも勇気を与えられればと思いま す。被災者の方々はもちろん、日本全体がトーンダウンしないように国民一人一人を勇気付けられる、心に響く試合をして復興につながればいいなと思います」 (ルミナ)


▼チャンピオンエキシビションマッチ 3分1R
-マモル(シューティングジム横浜/初代世界フェザー級、世界バンタム級王者)
エキシビジョンのため勝敗なし
-土屋大喜(roots/第4代環太平洋ライト級王者)

 ルミナvs勝村の柔術スペシャルマッチと共に発表されたマモルと土屋による総合ルールのエキシビションマッチ。マモルは多彩な蹴り技で土屋を翻弄し、バック回転ヒジ打ち(※修斗では反則)を披露。土屋も豪快なタックルでマモルを持ち上げてテイクダウンを奪う。

 残り1分でマモルがマウントポジションを奪ってパンチとヒジ打ち。最後はマモルが土屋をコーナーに詰めてヒザ蹴りを連打したところで終了となった。エキシビション後、2人はそれぞれ次戦、そして被災地の人々へ向けてメッセージを送った。

「ヒジ打ちを出すとは聞いていなかったんで、ルミナさんに言っておきます(笑)! (4・29東京ドームシティホール 大会へ向けて)尊敬する先輩であり、尊敬する選手のリオン(武)さんと試合をやることになって、全力でぶっ倒します。今、僕らに出来ることは練習しかない し、練習して元気を与えることしかないです。被災者のみなさん頑張ってください」(土屋)

「次はケージの試合なので、ここぞとばかりにヒジ打ちをやりました。アメリカで活躍するのが自分の夢なので、しっかり と勝って帰って来たいと思います。震災の被害などで大変だと思いますが、節電など各自で出来ることをやればよくなると思います。みんなで頑張りましょう」 (マモル)

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