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【UFC】衝撃のKO決着!アリスターがレスナーに完全勝利

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2011/12/30(金)UP

ZUFFA
「UFC141」
2011年12月30日(金・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガスMGMグランドガーデン

<主な試合結果>

▼メインイベント(第11試合)ヘビー級 5分5R
○アリスター・オーフレイム(オランダ/元ストライクフォース世界同級王者)
TKO 1R2分26秒 ※レフェリーストップ
●ブロック・レスナー(アメリカ/元UFC世界同級王者)

K-1世界王座に続き、UFC王座を狙うアリスター

 PRIDE、DREAM、K-1で活躍してきたアリスターが遂にUFC初登場! 対戦相手は元UFC世界ヘビー級王者のレスナー。アリスターは身長193cm・体重119kg、レスナーも身長190cm・体重120kgという体格を誇っており、ヘビー級らしい激しい試合が予想される。

 1R、低い構えからじりじりと前に出て行くアリスター。レスナーは右ローとジャブを打つ。アリスターはそこに右フックをかぶせて前に出て行く。レスナーが片足タックルでテイクダウンを狙うと、アリスターはそれを切る。

 ノーガードでレスナーのジャブを空振りさせるアリスターが歩くように前に出ながら左のヒザ蹴り! そこからレスナー の首をキャッチして首相撲から右のヒザ蹴り! これがレスナーのボディに突き刺さる! 必死に距離を取るレスナーだったが、アリスターはそこに右のミドル を蹴り込む。

 金網を背にした状態で右アッパーを打つレスナーに対して、アリスターは鋭いヒザ蹴り、そしてサウスポーに構えをス イッチして強烈な左ミドル! これをボディにもらったレスナーはその場に崩れ落ち、アリスターがそこにパンチを連打! レスナーの動きが止まったところで レフェリーが試合をストップした。

 見事なKO勝利でUFCデビュー戦を飾ったアリスター。試合後には王者ジュニオール・ドス・サントスがオクタゴンに 登場し、アリスターとのタイトル戦を誓った。一方、敗れたレスナーは「これがオクタゴンは最後になると思う。ブロック・レスナーはこれで引退する!」と現役引退を発表した。


▼セミファイナル(第10試合)ライト級 5分3R
○ネイト・ディアス(アメリカ)
判定3-0
●ドナルド・セラーニ(アメリカ)

 1R、サウスポーのネイトに対して右ストレートから突っ込んでいくセラーニ。ネイトはそこに組み付き、足をかけてテイクダウンを仕掛ける。ネイトを突き放して右ストレートを打つセラーニ。ネイトもジャブを返して左ストレート! セラーニは左アウトローと右のテンカオ。

 しかしネイトはジャブを突いて前に出て左ストレート。顔面とボディにパンチを打ち分けて、セラーニを金網まで詰め る。距離を取るセラーニを追いかけて連打を浴びせるネイト。セラーニも左右のハイキックを蹴るが、セラーニは下がらない。ネイトが左ボディと右フック、 タックルで組み付いてラウンド終了となった。

 2R、セラーニが左足でネイトの前足を払う、ムエタイ式の足払いでネイトのバランスを崩す。しかしネイトはジャブを 突いて前に出る。ここでネイトの左前蹴りにセラーニが右ハイキック! これでネイトが尻餅をつくが、セラーニは深追いしない。試合がスタンドに戻るとネイ トが左ストレート、右フックで突進する。セラーニは前蹴り、そしてここでもムエタイ式の前足払いでネイトをマットに転ばす。

 3R、ネイトが左ボディストレートから右フック。セラーニは左ローを蹴って、足払いを狙う。ネイトがジャブから左 フック。パンチで前に出て行くと、セラーニが足払いでネイトをマットに転ばす! グラウンドの展開は求めず、スタンドを要求するセラーニ。ネイトがジャブ と左ボディストレートで前に出ると、セラーニは右のヒザ蹴りを狙う。パンチから右ハイキックを蹴るセラーニ。これをもらいながらもジャブから前に出て行く ネイト。お互いに最後まで殴り合った激しい試合となったが、ネイトが判定3-0でセラーニを下した。


▼第9試合 ウェルター級 5分3R
○ジョニー・ヘンドリックス(アメリカ)
KO 1R12秒 ※左フック
●ジョン・フィッチ(アメリカ)

 1R、サウスポーのヘンドリックスが左のロングフック! これでフィッチが後方に吹っ飛び、レフェリーが試合をストップ! ヘンドリックスが衝撃の秒殺KO勝利を収めた。


▼第8試合 ライトヘビー級 5分3R
○アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン)
TKO 1R2分13秒 ※レフェリーストップ
●ウラジミール・マティシェンコ(ベラルーシ)

 1R、リーチで勝るグスタフソンは前蹴り、ロー、ミドルで距離を取る。そこにマティシェンコはジャブから飛び込んでいくが、逆にグスタフソンがカウンターの左!

 これがマティシェンコの顔面を打ち抜いて、そのままマティシェンコがダウン。グスタフソンがパンチを落としたところでレフェリーが試合を止めた。


▼第7試合 フェザー級 5分3R
○ジミー・ヘッテス(アメリカ)
判定3-0 ※30-25、30-25、30-26
●ナム・ファン(アメリカ)

 1Rからヘッテスが足技を巧みに駆使し、ファンをテイクダウン。強烈なパンチとヒジ打ちをファンの顔面に落とす。 ファンも何度も立ち上がり、試合をスタンドに戻すが、ヘッテスのテイクダウンをディフェンスすることが出来ず。終始、テイクダウンとパウンドで攻めたヘッ テスがファンに大差の判定勝利を収めた。

※今大会の模様は12月31日(土)22:30よりWOWOWライブにて放送
リピートは2012年1月4日(水)22:50よりWOWOWライブにて放送

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