【イッツ・ショータイム】中島も日本人キラーに敗れる、日菜太が豪快KO勝ち
▼第3試合 IT’S SHOWTIME日本55kg級王座決定戦 IT’S SHOWTIMEルール 3分5R
○水原弘暁(光ジム/NPO JEFA/J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
判定5-0 ※49-48、49-48、49-48、49-47、48-47
●出貝泰佑(バンゲリングベイ・スピリット)
※水原が初代王座に就く。
3月25日に水原が野呂裕貴に、4月15日に出貝が鷹大に勝利して、王座決定トーナメント決勝進出を決めた。水原は現J-NETWORKスーパーバンタム級王者で勝てば二冠王、出貝はIT’S SHOWTIMEルールで無敗を誇っており勝てば初戴冠となる。
1R、細かくジャブを刻みながら前に出る出貝に水原はいきなりの左フック。ジャブを突きまくる出貝に水原は飛び込んでの左右フックを打つが、ジャブに出鼻を挫かれてローをもらう。出貝が入ってくるところに右アッパーを合わせる水原。
2R、前に出る出貝に左フックを合わせる水原。出貝が前に出るたびに水原が左右フックをヒットさせては離れる。出貝は顔面前蹴りを放つがパンチは空を切る。
3R、お互いにパンチから右ローを蹴り、ローをヒットさせる。前に出るのは出貝だが、そこでパンチを当てるのは水原の方。水原が出貝の左右フックにカウンターを合わせ、出貝の頭を左右に揺らす。
4R、前に出てくる出貝に水原がワンツー、左右フック、飛びヒザ蹴り。単発で当てては離れる。出貝はワンツーで前へ出るが、逆に水原の右ストレート、右フックをもらってしまう。
5R、やはり前に出るのは出貝だが、水原はパンチを当てては離れる。出貝は前に詰めていき、打ち合いを望むと水原は打ち合わずに回り込む。いまひとつ噛み合わない内容となったが、水原が判定勝ちで初代王座に就いた。
水原は、「とりあえずベルトを獲ったんですけど、4名ほど強い選手がいてそれを倒さないといけない。9月のショータイムに出られるなら、RISEチャンピオンのKENJI選手、僕と戦ってください」と、RISEのバンタム級王者KENJIとの再戦をアピールした。
▼第2試合 95kg契約 IT’S SHOWTIMEルール 3分3R
○コウイチ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本ヘビー級王者、M-1ヘビー級王者)
KO 1R2分54秒 ※3ノックダウン
●野地竜太(TEAM GARO/CMA KPWヘビー級王者)
ムエタイ二冠王コウイチと総合格闘技CMA KPW王者・野地が対戦する。コウイチは、IT’S SHOWTIME世界95kg級タイトル獲得を最大の目標とする日本重量級の雄。一方の野地は、立ち技だけでなくDEEPやグラジエーターといった総合格 闘技のリングでも活躍している空手家。コウイチの師匠ニコラス・ペタスは極真空手時代に野地に敗れているという因縁もある。重量級の一戦を制すのは果たし てどちらか。
1R、野地はいきなり胴廻し回転蹴りを放つが空を切る。野地はパンチと蹴りを織り交ぜていき、ストレートの連打でコウイチをコーナーへ追い詰める。さらに 三日月蹴りを連発し、接近するとヒザ蹴り。コウイチを下がらせるが、野地が前に出るとコウイチが左右ストレート連打で逆襲し、左ストレートでダウンを奪 う!
コウイチはパンチの打ち合いに持っていき、野地も打ち合ったが再び左ストレートでダウンを奪われる。コウイチはさらに前進して左ストレート! 野地は3度目のダウンを喫し、コウイチがKO勝ち。師匠の仇を取った。
▼第1試合 61kg級契約 IT’S SHOWTIMEルール 3分3R
○才賀紀左衛門(MAD MAX GYM/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメントベスト4)
判定5-0 ※30-29、30-28、30-27、29ー28、30-28
●稲石竜弥(TEAM OJ/元NKBフェザー級6位)
IT’S SHOWTIME世界王座奪取を目指す才賀は、稲石と対戦する。才賀は5月のIT’S SHOWTIME日本61kg級王座決定戦選考試合と銘打たれた試合でIT’S SHOWTIMEルールに初挑戦。WPMF世界ライト級王者・塚原光斗を相手に、後ろ蹴り一発で1RKO勝利を収めた。
対する稲石は元NKBフェザー級ランカーで8戦8勝(3KO)無敗の新星。4月にWPMFランカーの中向永昌(STRUGGLE)に勝利したことで、 WPMF日本スーパーフェザー級3位にランクイン。5月には、WPMF日本ライト級3位だった金澤元気(新宿レフティージム)を衝撃の1RKOで倒してい る。
1R、稲石の左ミドルをキャッチした才賀は足を掛けて稲石を転倒させる。左ミドルからパンチ、突っ込んでのパンチを打っては組み付く稲石。才賀は組んでく るところへ左ボディブローを狙い撃ちする。才賀の蹴り足をキャッチした稲石は同じように足を掛けて才賀を転倒させるが、反則行為で減点1を取られた。
2R、左ミドルから入ってパンチを入れ、組み付く稲石。左右ミドルに才賀は左ボディブローを返すが、稲石の変則的な動きにやりにくそう。ラウンド終了間際にはパンチの打ち合いになった。
3R、稲石が左右フックと左ミドル。才賀はパンチを打っていくが稲石に組み付かれる。ならばと後ろ蹴りを放つ才賀。稲石は両手を広げて“効いてないよ”の ポーズ。才賀は左ボディを打って前進し、稲石を下がらせる。この左ボディで明らかに失速する稲石。才賀は後ろ蹴り、カカト落としで稲石を吹っ飛ばす。
判定5-0で勝利を収めた才賀は「次はしっかりと勝てるように練習します。やりにくい相手でも倒せるように頑張ります」と、KO出来なかった悔しさをにじませた。
▼オープニングファイト第2試合 70kg契約 IT’S SHOWTIMEルール 3分3R
○小西拓槙(M-BLOW)
判定5-0 ※五者とも30-25
●廣虎(ワイルドシーサー沖縄/MA日本スーパーウェルター級1位、CMA KPWミドル級王者、全沖縄ミドル級王者)
▼オープニングファイト第1試合 58.5kg契約 IT’S SHOWTIMEルール 3分3R
○蓮見龍馬(y-park/RISEフェザー級5位)
判定5-0 ※29-28、30-28、30-28、29-28、29-28
●倉田光敏(STURGIS新宿ジム)
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